スポーツ選手にあこがれる

最時

第1話 トップアスリートの能力

 あこがれと聞いて思い出すのは大谷翔平選手がWBCのときに言った。


「あこがれるのはやめましょう」


 という言葉だ。


 対戦相手の北米のチームはスター選手の集まりだがその選手にあこがれを抱いていては勝てないということだ。


 ギリギリのところで戦うスポーツではメンタルの要素も多いと思う。


 これまで観戦した試合でもその選手の勝ちはほぼ決まったと思っていたら、相手選手からのプレッシャーにまさかのミスをしてしまって負けてしまったり、逆に信じられないようなパフォーマンスを発揮して打ち勝つこともある。


 メンタルの強さが勝敗を分けたと思えるようなシーンは何度も見たことがある。


 身体だけでなくメンタルも鍛えコントロールする。


 それがスポーツ選手の強さであこがれるところだ。


 現代人類の頂点にいるのはスポーツ選手だと思う。


 特に多くのスポーツ選手が目指すのがオリンピックだ。


 普段なかなか見る機会のないスポーツがたくさんテレビで中継される。


 そこで世界トップクラスの選手達による極限の試合が行われる。


 すべてをそのスポーツに掛けた人たちによる極限の試合。


 感動した。


 中でも連覇を達成する選手が何人かいる。


 以前、ある選手が勝ち続けるにはずっと空気の薄いところに居続けなければいけないと言っていた。


 厳しいトレーニングをやり続けなければならないということだろう。


 オリンピックは4年ごとだ。


 本当にすごいと思う。


 他、複数の種目でメダルを取る選手もいる。


 そもそも他の選手と比べてもその人達の身体能力が並外れているのだと思うけれど、もうすごすぎて意味がわからない。


 どうなっているのだろうと思う。


 記憶にあるのはスキーとスノーボード、両方のアルペン競技で優勝した選手とか。


 スピードスケートの短距離から長距離までこなす高木選手。


 どういうことなのだろうと。


 共通する部分はあるのだろうけれど・・・


 あと思うのは昔と比べて日本人スポーツ選手が世界で活躍するようになったと思う。


 国のサポートが厚くなったのだろうなと。


 中でも世界から最も注目されているスポーツ選手の一人が大谷翔平選手だろう。


 大谷選手もピッチャーとバッター両方で高いパフォーマンスを発揮できるマルチプレイヤーだ。


 どのようにトレーニングしているのだろうと。


 うまくやっているのだろうけどw


 ピッチャーとバッターは共通する部分が少ない気がする。


 メジャー一年目くらいまでは普通の良い選手だったが今や史上最高選手と言っても良いくらいだろう。


 何があったのだろうと、それは多くの人が思っていることで明らかになっていくだろう。


 人間性も素晴らしく、野球に限らず多くの人があこがれる選手だ。


 WBCの「あこがれるのはやめましょう」は北米の選手だけでなく大谷選手自身に対しても含んでいるのではないかと思うのは深読みすすぎだろうか。

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