ひたすら、ナナたんが純朴で可愛らしくて、読んでいてほっこりします。
ナナたんが膝や足首を怪我しているのを見て、パパのカズさんたちは心配します。膝に関しては転んでしまったからだとわかるけれど、果たして足首の方は?
その後のナナたんたちのやり取りが可愛い。ひたすら可愛い。
メロンをもらうのに「メロ、1」とママに言い、「あーん」してもらって「おいち」という。場面を想像するともう愛おしくてたまらなくなりました。
そして事件の真相。ナナたんならではの理由が見え、「あれれれ!」と微笑ましい気持ちになります。
ちっちゃい子ならではの心理とかがしっかり伝わってきて、ほのぼのとした楽しさが味わえる作品です。