ラブコメ作品においては、往々にしてヒロインの前に立ち塞がる厚い壁となるのが、オニーチャンスキーな妹の存在である。
本作において、それに当たるのが、妹の楓ちゃん。
ヒロイン、ひゃくたんちゃんに対してマウントを取りにきたりと、アニスキーっぷりはなかなかのものである。
しかーしっ!
兄が妹を想う気持ちは、その比ではない!
けれども、当初の兄は、喜びなど微塵もなく、むしろ、困惑があるのみであった。
如何にしてイモウトチャンスキーな兄が誕生したのか?
本作は、その謎に迫るスペクタクルロマンである。
物語においては、少々拗らせたくらいのシスコン・ブラコンが良いね♡