いつか夢見たあのカフェに

@rionn2011

第1話

いつか夢見たあのカフェに


ここはとある個人経営のカフェ、「風の道.風鈴」ここの店主、槙野澄人はお客さんからよく言われることがある、「不思議な夢にいるような人」と…


夢を見た人とお茶の道

おや?こんな所にお困りの親子が…最近引っ越してきたのか、道がわかっていないような感じがしますね……

* 僕の名前は佐田陽真、最近お母さんとお父さんが離婚をし、ここに引っ越してきた。ただ、引っ越してきたばかりで、道が分からなく、母と道に迷ってしまった、「どうしたもんかねぇ」と母がつぶやく。道をウロウロしている間に目の前に、とあるカフェの看板が見えた。【風の道 風鈴 安心するお茶あります⠀】こんな所にカフェがあるなんて初めて知った。

「暇つぶしに入ってみよう」

母がそう言うと、トコトコと歩いて店に入っていった。

「ちょっとまってよ」

と言い僕も母の後ろをついて行き店に入る。

そこには、白いシャツにベージュのジーンズパンツを着た、ウェイターのような風格のある店員の人がいた。

「いらっしゃいませ」

とウェイターの人が言った。

* こんな時間に親子が来るのは珍しく、目を丸くしながら、「どうしましたか?」と聞くと親子は

「道に迷ってしまって…」

と照れくさそうにいい、続けて

「そしたらたまたまここにたどり着いたので、入ってみました」

と言った。せっかくですし、注文を進め、メニューを渡した。親子は

「この、オススメにあるお茶とサンドイッチを1つずつお願いします」

私の店には特段なにかがあるわけでもなく、サンドイッチなどの軽食ぐらいしか置いてないが、なにかがお客さんを引きつけるのか、常連さんがどんどんと増えて言っている気がする。私は

「かしこまりました」

と言い、キッチンに入っていった。

サンドイッチは材料を既に切って置いているため、挟み、少しの間焼く。お茶は普段お客さんに種類を決めてもらっているが、今回はわたしのオススメをいれようと思う。子供には甘いお茶がでる茶葉を、お母様には少し苦味のある茶葉を、茶飲みにいれテーブル席に持っていく。

「こちらご注文の品になります。お子様のはお湯を入れてから少し早めに、お母様のはお子様よりゆっくりだすと、よりおいしくなると思います。それでは」

と言い、キッチンに戻った。茶道とかは私にはわからないが、お客さんがお茶を美味しく飲んでくれるのが最大の喜びだと考え、普段から生活している。

話している内容はわからないが、ここに来てから、親子の顔に少し笑が戻ったような気がする。

その親子は食事を終え、店を出ていくと、片付けをし、店を閉めた。

* あんな所にカフェがあるなんて、と話ながら母と帰る。不思議と帰り道がわかり、家にすんなり着くことが出来た。まさしくあのカフェの店主のように、不思議なことが様々起こった

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