真相として出される答えが「お見事」と言いたくなる感じで、ひたすら楽しい作品でした。
東雲遥香はなんでもこじつけで推理にしたがる。
そんな彼女が、ある雨の日に「河童」の置物を見つけてしまう。屋根の上で雨に打たれている河童。そこに「ミステリー」があると主張し始める。
やっぱりミステリーの面白さって、こうして「推理」をしていく感じだなあ、としみじみ思わされました。
「河童」、「雨」、というワード。それらを統合し、彼女は「とある答え」を導き出す。
思わず笑いが漏れる答えでした。純粋に「すごい」と言いたくなるほどのアクロバティックな論理。
目の前でこんな答えを出す子がいたら、絶対に一目置かずにいられない。
2025年のKAC第一回「ひなまつり」を扱った作品。ワードの思わぬ活用具合がとにかく素晴らしかったです。