街を作れ!

 素晴らしいレビューは他の方々に譲るとして。

 小説を書くことは街を作ることに似ている。
 そして登場人物がいくら躍動していても、書き手はその世界には入れない。

 エンデの「はてしない物語」ではないが、読書をしながら、どれほどその物語の中に入りたかったことだろう。
 子どもの頃から、どれほど、その世界の住人になりたかったことだろう。
 それは自分でお話を書くようになっても変わらない。

 自分が作った街の中から自分だけが弾き出されている。
 それは小説を書くことに少し似ている。
 

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