カクヨムの様々な作家の方々が作者の100本目のレビューにふさわしい作品に名乗りを上げ、作者がレビューする自主企画の経緯を綴った作品です。最終的に選ばれるのは1作ですが、惜しくも選ばれなかった作品も一級品揃い。それに寄せる作者のレビューも一級品です。レビューに導かれ、新しい作品への出逢いの旅に出てみませんか。
カクヨムというフィールドにおいては書くことと交流することがより重きを置かれるなか読むことに全霊を尽くした一人の物書きがいるその名は、ぽんぽん丸名前に似合わず、その切り口はかなり鋭い時に鈍器のような殴り方も見せるがその姿勢はどこまでも紳士的である……ご本人は否定するかもしれないが読み深める、という行為における小説への愛と敬意の形を身をもって体現せしめた本作品はきっと読者の「読む」という行為に一石を投じるであろうことは間違いない