怪異に少女に刀。その魅力を地の文が引き立てる和風ファンタジー

 現代和風ファンタジー(和風というか日本舞台ですが)
 設定で奇を衒うのではなく、しっかり地の文で押していくスタイルに好感が持てます。
 日常と非日常が比較的きれいに分かたれているにも関わらず、読んでいるとシームレスにそのあたりを行き来させており、そこも良いです。
 描写で攻めるタイプの作品を読みたい時にお勧めです。

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