真田丸。慶長19年の大坂冬の陣において真田信繁が大坂城の平野口の南に築いた戦闘用の建造物です。本編はその構造物の類型と構築意図を考察しています。論説は、平易な言葉で書かれ、歴史を知らない者にも分かりやすく作者の方の仮説が伝えられます。本作を読む者は、きっと論説が進むほど真田丸への興味を覚えることでしょう。当時の城の在り方を考える契機にもなり得る作品です。どうぞ御一読ください。