好きな人が見る嫌いな人
くまたに
好きな人と嫌いな人
私には好きな人がいる。
そして私には嫌いな人もいる。
私は夏海ちゃんが彰人くんのことを好きなことを知っている。
私も彰人くんが好き。 でも夏海ちゃんと競っても私が負けるだけ。
ある日、彰人くんが「二人だけで話したい」と言ってくれた。
凄く嬉しかった。 心臓がバクバクで、彰人くんにも聞こえちゃうかも、ととても焦った。
でも、彰人くんが口を開き言ったことは、夏海ちゃんのこと。 「俺、夏海のことが好きなんだけど、夏海って付き合ってる人いるかな」って。
私が「夏海ちゃんは付き合ってるよ」と嘘をつけば、二人が結ばれることはない。
もしバレてしまったら、彰人くんは私のことを嫌いになる、よね。
彰人くんが好いている人は、夏海ちゃんじゃなくって、私が良かった。
私が彰人くんの彼女になりたい。 私の方が絶対に彰人くんのことを好きだし、幸せにできる自信がある。
それでも、彰人くんが選んだのは夏海ちゃんだった。
私は葛藤した。 色々な感情がぐるぐると胸の中を暴れ回る。
私は意を決して答えた。
「夏海ちゃんは付き合って──」
好きな人が見る嫌いな人 くまたに @kou415
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます