第12話

「僕の6人の恋人」12


それからまた身体を鍛え続けて3ヶ月が経った。


僕「カーリー。今日の筋トレメニューは何だ?」


カーリー「・・・」


僕「カーリー…?」


カーリー「お前も…ずいぶんとたくましくなったな…」


僕「おかげさまでね笑」


カーリー「・・・」


カーリー「よし、秋斗!本日をもって恋人認定試験合格基準点に到達したことをここに表する!」


僕「・・・」


僕「何言ってるんですか…?」


カーリー「知らん…私の意思じゃない…作者に聞け」


僕「・・・」


僕「笑」


カーリー「笑うな!!」


僕「ごめん…ごめんだけど…むっちゃおもろい笑」


カーリー「私だって好きであんなこと言ってるわけじゃねぇよ!!」


僕「www」


カーリー「き、気を取り直して…とにかくお前はもう恋人として認めることにした」


僕「もうこれ以上鍛えなくていいの?」


カーリー「あぁ…私よりも根性ある奴を認めないわけにはいかないからな…」


カーリー「よく頑張ったな…」


僕「ありがとう…カーリー…」


カーリー「・・・」


僕「そういえば気になってたけど何で身体を鍛えさせたんだ?」


カーリー「・・・」


僕「ここまで頑張ったんだから理由くらい教えてくれてもいいだろう?」


カーリー「・・・」


カーリー「好きなんだよ…」


僕「?」


カーリー「筋肉のある男が…好きなんだよ…///」


僕「・・・」


僕「笑」


カーリー「な…ッ!お前!また笑いやがって…!!」


僕「いや…以外な理由だったからつい笑」


カーリー「筋肉が好きで何が悪い…///」


僕「いや…悪いとかじゃないよ」


僕「ただ以外と女の子らしいところもあって可愛いなって…」


カーリー「か、可愛い!?」


カーリー「・・・」


カーリー「私は今まで男勝りな奴だとしか言われたことないが…」


カーリー「そう言われるのも…悪くないな…///」


ゆい…私はお前の彼氏に落とされちまいそうだよ…


つづく…

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