まるで家族のような、3人の温かな旅の物語

旅人のエルフ・ベルと、狼のルアンが出会ったのは、記憶を失ったひとりの少女。
偶然のようで必然のような出会いから、3人は共に旅をすることになります。

時に賑やかで、時に大変な依頼や出来事に翻弄されながらも、互いに支えあい歩んでいく姿は、まるで本物の家族のようで心が温まります。

少女・エナの正体には謎が残されたままですが、その答えを探しながら進む旅路は苦しいだけでなく優しさに満ちていて、続きを読みたくなる余韻を残します。

読めば読むほど、3人の絆が深まっていくのが嬉しい!そんな優しいファンタジー作品です。

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