1-2

戦闘終了後、医療班と回収班が到着し、怪我を負ったパイロットの救援や大破また中破した機体と敵機の回収が行われた。



「痛〜」 「おい!大丈夫か!?」 「医療班早くこっちにきてくれ」 「こっちだ」 「すまない、少し待ってくれ」 「すまない、軽傷しているものは、重傷している人たちをテントかと救援用の車まで連れてきてくれ」 「わかった直ぐ連れてくる」


「パイロット何人か手伝ってくれ、大破した機体と敵機を回収したい」 「わかった つってもまた襲ってきそうだな」 「全くまだ あんなこと言ったら誰もが拒否されても当然だ」



誉田

「なんとか生き延びたな」

村正

「ああ全くひつこい奴らだ」

広瀬

「だか、これでアイツらが大人しくしてくれるかどうか」

「お疲れ様です ところでちょくちょく聞こえてたんですが、少し前にあった商談に何かあったんですか?」

村正

「ん?ああ〜そういえばお前知らなかったな、実はあの商談でゆうか、ありゃ商談じゃなくて略奪だな」

村正

「ああ、実はな…」



村正さんの話ではこうだった。

少し前にあった商談相手がかなりの横暴だった。こっちで保有している食材やMSを全てよこせだのタダで渡せだのめちゃくちゃ言っていたらしくしかも「あなた方の物は、全て我々の物、故にあなたたちの拒否権はないんですよ。もし拒否した場合は、覚悟してくださいね。」などと言われ僕含めて何言ってるんだコイツと思っただろう。商談は、ビジネスや主に商品の取引条件に対して俺のものは俺のものお前のものは俺のものと言っているようなもの。商売になるどころか完全に略奪だった。これに関しては、完全に拒否、相手は怒り狂ったかのようにボロカスに言い終わった後自国に帰った後軍隊を連れて攻撃、そして



誉田

「今に至るわけだ」

「その人の頭大丈夫ですか?」

これは文句は言われない絶対

村正

「大丈夫じゃないな絶対」

広瀬

「頭イかれてるよ」

樹猱

「脳みそ入ってないじゃないん?」

誉田 広瀬 村正 悠

「ふふふwww」

これは笑っても仕方ない

誉田

「さて、笑ったところでそろそろ準備しないとな」

広瀬

「そうだね」

樹猱

「もう来ないことを祈るしかない」

村正

「でも来るんだよな」

「相手も何日も戦闘をしてるからだいぶ消耗しているはずだから当面来ないと思う」



僕らがそう願っていたら本当に来なくなった。実は僕が破壊したレールガン搭載艦には、あの頭の狂った男が乗っていたらしく、爆発に巻き込まれて死んだらしく、なんじゃそりゃとなった。

自業自得とはいえ、なぜか呆気なく、まず何故にあの艦になっていたのか不思議に思ったら広瀬さんの言葉で全て納得した。

広瀬 

「俺らが負けるところを見て高笑いとか土下座しているところを見たかったじゃない?」

この一言である意味納得してしまった。

よくよく考えてたらその人、横暴なゆえにジャイナリズムだからアホなことをしたのだろう。

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