合評シート

 3月9日(日)午前10時。

 三度みたび、受講生たちがかごしま近代文学館・メルヘン館に集います。いよいよ今日が最終日。

 柔らかい日差しから春の陽気が感じられる素敵な朝でした。風もなく、火山灰も降っていません。これなら村中先生もアレルギーを発症することはありません。よかった。


 午前中は、それぞれが持ち寄った作品を読み合う合評会。

 午後は、村中先生からの講評。という流れになっていました。


 席について始まりを待っていると、スタッフから「合評シート」なるものが配布されました。はいはい、これに感想を書いてお互い褒め合うのね……と思ったら、ギョッとしました。


 合評シートに書くのは、以下の4項目。

・ 批評のキーワード

・ 批評文

・ 愛あるメッセージ

・ 星いくつ


 もちろん、気になるワードは。村中先生はおっしゃいます。


「せっかくここまで学んできたわけだから、どうしたらもっとよくなるか。自分が書くとしたらどうするかという視点で批評文を書きましょう。それが自分の勉強にもなります」


 そ、そうなんですけど……カクヨムは基本褒め合うので……とは言えず。

 さらに先生は付け加えます。


「星については、まあ別に付けなくていいから。よっぽどすごい! ってのがあれば、星5つとかつければいいよ」


 カクヨムでは星3つまでなんですけど……5つとか超絶素敵レベルじゃないですか……とは言えず。


 この合評会、一筋縄でいきそうにありません……。


【今回のまとめ】

 「どうしたらもっとよくなるか」「自分が書くとしたらどうするか」という視点で読めるようになると、力がつきます。

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