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目次
過去を想えば
すっかり過去は忘れたよって
そう言えたら良かったのにな
未だ取り戻せないあの日を想って
過ぎた人々の安寧を今日も願って
何かができると思ってたから悔しくて
まだたらればが蔓延って
今日もそれに泣いて
変わりたかったな、変われなかったな
「生きてりゃまたいつか会える」って
確信もなく生きてく為に言い聞かせて
それが叶わないから悲しいんだ
「一期一会」ってその通りだよな
そう謳ってどれぐらいが過ぎた
ついさっきあの店であの人を見かけたよ
すっかりあの日の面影は無かったけど
顔の黒子は変わってねえ
幸せそうに知らない奴と喋ってた
後腐れないからそれで良い
今幸せならそれで良い
どうかそのまま死んでくれ
過日、街も変われば人も変わる
そん中で変われない僕はでかくなって
けどふと昔馴染みの場所に辿り着いて
危うく涙が出そうになったよ
人生なんかそんなもん
いつかまた会えるかな
郷愁だけを置いて帰って
またいつか取りにくるよ、きっとな
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