マイネームイズアンノウン

リスタート願望

何も無かった

文才もなけりゃ、根性も社会性もない

性根は腐って、他人の言葉も信じられない

「面白かった」? 読んでねえくせに


限りなく何も無かった

愛した人も、信じてたはずの人も

幸せだったことが「幸せ」だったのか

いや、そもそも幸せだったのか


失い疑ってばかりの人生、暗夜行路

僻みだけが先を照らす光で電池切れ

誰かを救う前に自分を救えや

内なる僕が笑ってら


それからだいぶ過ぎた

届かないはずの僕の言葉は誰かに届いた

見向きもされなかった情景が目に留まった

やっと見れたんだ、憧れた輝きを


時間は過ぎ去った、そんな景色と共に

出来損ないで何も無い僕は相変わらず

明朝にこんな湿気た自叙を未だ書いてる

多分一生このままさ


これは今の僕が昔の僕を取り戻す為の言葉遊び

もう「死にたい」なんか思わないけど

過去も今も全部ひっくるめて叫びたいんだ

出来損ないだから描けた幸せを

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