第16話

「なんで?」

「子供が生まれてから


暖華が望むなら出すし


望まないなら出さない



俺の想いだけで出すのはやめた


まぁ…焦らなくても


出すのはいつでも出せるし」


車を降りて病室に戻ると

暫くして暖華が戻ってきた



両親や暖菜ちゃんと少し話をして

皆が帰っていき…


拓也も病室を出て行った


「暖華…お疲れ様


本当に ありがとう」


「こちらこそ…ありがとう」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る