羽

第1話

「赤い羽根共同募金に、ご協力お願いしまーす」

駅前で10月頃に、子供たちも混じえた募金活動の光景を見た方もいるかと思います。素通りするのも悪い気がして募金すると大きな声で「ありがとうございま〜す！」とお礼を言われ、照れてしまいました。

学校や自治会などでも赤い羽根の募金に賛同しているところは多いでしょう。NHKのアナウンサーも赤い羽根を付けてニュースを読んでいます。俳句の世界で赤い羽根は秋の季語です。

赤い羽根ほどではありませんが緑化運動のための緑の羽根もあります。マイナーですが、青い羽根や黄色い羽根の募金もあるそうです。

戦後始まった共同募金のシンボルである羽根は、ニワトリの羽根を染めたものだとか。まさかむしり取ってはいないでしょうが、すごい量が必要でしょうね。鳥インフルエンザが流行ってる時はどうしてるのかちょっと心配です。

羽根といえば身近なところでは、ダウンジャケットや羽毛布団などがあります。こちらは水鳥の羽根でニワトリと比べるたら高価です。

もっと高価そうな羽根は宝塚歌劇団のトップが背負う羽根飾りですかね〜。素材はオーストリッチなどでずっしり重そうです。孔雀を彷彿とさせますね。

あ、またうちのベランダに鳩が来て鳴いてます。追い払ってもしつこく来るんですよ。フンをして困ります。灰色の羽根も落ちてます。どうにかならないかなぁ…