少し前までは「時間よとまれ」だなんて言っていたのに、そのすぐ後には「時間よ進め」と調子がいいことを言っちゃう主人公。いいですね、実に青臭くて調子がいいです。この青臭さが、とても青春の甘さを感じさせます。しかし、それも少しの勇気と大胆さで自分から掴みに行ったものです。それもまた青春、若々しさ溢れる行動力を感じますね。ニヤニヤしながら読める作品です。
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