EP.11 繝舌ャ繝峨お繝ウ繝 繧ォ繝ウ繧ク繝ァ繧ヲ

縺ゅ↑縺溘?菴輔r譛帙??

1【繝上ャ繝斐?繧ィ繝ウ繝 豁」縺励>驕ク謚】

2【繝舌ャ繝峨お繝ウ繝 繧ォ繝ウ繧ク繝ァ繧ヲ】

3【繝医ぇ繝ォ繝シ繧ィ繝ウ繝 縺溘→縺医◎繧後′髢馴&縺」縺ヲ縺?※繧】


2【繝舌ャ繝峨お繝ウ繝 繧ォ繝ウ繧ク繝ァ繧ヲ】

が 選択 されました


----------キリトリ線----------


僕は琴奈ことなに言う。

言う、というよりは、叫ぶ、の方が近いかもしれない。

土岐ときさんは、君にそんなことをしてほしいと思ってるの!?」

「うるさいうるさいうるさい!」

その言葉を聞いても、琴奈は動きを止めない。

みのるさんにはわからないでしょ!いじめられて、自分のせいじゃないのにそうって思い込んで、私にも相談せずに、何も言えずにたった1人で自殺したあの子の気持ちなんて!あんたには!わかんないでしょ!」

そして、

「実くん!」

「…!」

琴奈を抑えてくれている三谷みたにさんの、切羽詰まった声がした。

いつもどこか余裕そう(なんて言ったら失礼だけど)な三谷さんがそんな声を出すのは、滅多にない。

それとほぼ同時だった。

グサッ

「っあ、」

そんな音と共に、僕のお腹に痛みが走った。

それは間違いなく、琴奈が持っているで刺されたことを示していた。

驚いた三谷さんが琴奈を離す。

琴奈は真っすぐ、久里くり陽登はるとの元へ走っていく。

ああだめだ、助けないといけないのに、足が動かない。

身体中が痛い。

そして、

グサッ

「…っ、」

「…っごめん、ごめんね、」

陽登が、久里を庇って刺された。

久里はひたすら謝っていた。

「…よかった」

陽登の声を聞いた。

よかった、って、ああ、好きな人を守る、っていうのは、ああいうことなんだ。

陽登はもう動くことはなかった。

琴奈が言う。

「お姉ちゃんも殺してやるっ!」

ああもう止められない。

お腹の痛みの主張が激しい。

グサッ

「…ごめん」

久里がしたのは、たったそれだけだった。

どうにかなってしまいそうだった。

夢羽ゆめばさんが言う。

「琴奈ちゃん、もうやめよう?これ以上、は、」

気付けば、夢羽さんも血を流していた。

「あんたが近寄らなければ、依織はいじめられることはなかった!」

琴奈は叫ぶ。

夢羽さんは、ただ1つ、「ごめんね、依織ちゃん」とだけ、言った。

それから琴奈は三谷さんの方に向き直る。

「あんたはいじめに気付かなかった!善人ぶって、いじめには気付かなかった!」

グサッ

「…っ、そう、ね、っごめん、守れなくて、ごめん、っ」

その後に続いた言葉の意味を、僕は理解できなかった。

「実、くん、っ」

…琴奈はこちらを見る。

「お姉ちゃんより私を見てよ」

そう言って手に持った紅く染まったを自分に突き刺し、倒れた。

彼女が最後最期に放ったその言葉の意味を理解すると同時に、僕の意識は途切れた。



2【繝舌ャ繝峨お繝ウ繝 繧ォ繝ウ繧ク繝ァ繧ヲ】


Bad end….

     【カンジョウ】




…罪の勘定と愛の感情




リトライしますか?

 はい

 いいえ




ifストーリーを見るための鍵

 EP.1−EP.10までを縦読みする

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る