EP.11 繝上ャ繝斐?繧ィ繝ウ繝 豁」縺励>驕ク謚
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----------キリトリ線----------
僕は
言う、というよりは、叫ぶ、の方が近いかもしれない。
「
「うるさいうるさいうるさい!」
その言葉を聞いても、琴奈は動きを止めない。
「
そして、
「実くん!」
「…!」
琴奈を抑えてくれている
いつもどこか余裕そう(なんて言ったら失礼だけど)な三谷さんがそんな声を出すのは、滅多にない。
…それこそ、「間に合わない」とかじゃなければ。
僕がまたバッドエンドを想像したところで、ありえないことが起こった。
〈琴奈ちゃん〉
「「「「…え、?」」」」
「…は、?」
琴奈が話し出す。
「い、おり、?」
そう、間違いない。
その声は、土岐さんのものだった。
ありえない。
だって、土岐さんは、もう。
〈わたしは、琴奈ちゃんにそんなことしてほしくない。だから、もう、やめよう?わたしは、みんなに笑っていてほしいな〉
琴奈は手に持っていたそれを落とす。
からん、と軽い音がした。
それから、
「…お姉ちゃん、陽登さん」
「「〈…〉」」
「2人がいじめをしたということは変わらない。でも、私がしようとしたことも許されることじゃない」
その場にいた全員が、黙って琴奈の言葉を聞いていた。
「…だから、依織の分まで生きて、罪を償ってほしい。お姉ちゃんも、陽登さんも、依織の分まで、生きて、っ…」
気付けば琴奈は涙を流していた。
…
「それじゃあ、帰ろっか。みんなで、一緒に」
僕たちは校門前に辿り着いた。
琴奈以外の全員、もちろん僕も出たところで、琴奈が動かないことに疑問を持った久里が聞く。
「琴奈、どうしたの?早く出ないと私たち不法侵入で」
ガチャン
「…え?」
僕は思わずそう呟いた。
だって、琴奈が校門の鍵を中から閉めたから。
…もう、開ける
「さようなら」
琴奈はそう言って、くるりと背を向けた。
外にいる僕以外の全員が、歩き出す。
不意に、琴奈がこちらを振り返った。
〔ありがとう〕
そう口パクして、今度こそ、校舎の裏へと消えていった。
…ありがとう、か。
僕は、そんなことを言われる資格はない。
「こっちの
「実ー!置いてくよー!」
久里の声が聞こえる。
「今行くー!」
僕は地面を蹴って、走り出した。
こうして、土岐 依織の自殺を巡る事件は幕を閉じた。
あの後、琴奈を見た人は誰1人としていないらしい。
久里と陽登は罪を償って、土岐さんと琴奈の分まで生きている。
ああそれから、土岐さんの声だけど、夢羽さん声優らしくて、声マネしてたらしい。
だから途中、夢羽さんの声がしなかった。
…これは、紛れもない事実。
僕たちが体験した事実だ。
1【繝上ャ繝斐?繧ィ繝ウ繝 豁」縺励>驕ク謚】
Happy end….
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