閑話  ノイジ―・セレニティは日本のセーラー〇―ンには関係ありません

18話で書いたとおり、おまけの閑話です。

本文には関係ありません。


ノイジ―・セレニティと聞いて、某名作コミック&アニメの「美少女戦士セーラー〇―ン」を思い出す人もいるでしょう。


ここで宣言します。

日本のセーラームーンとは全く関係ありません。


で、なんでセラムンかと言うと、ここには「クイーン・セレニティ」という女性が出てきます。これは主人公の月野うさぎちゃんの未来の姿でもあります。


ま、未来ったってすっごい未来なんですけど。


ところで。

日本のセーラームーンに出てくるクイーン・セレニティはなんでその名前かと言いますと、昔の伝説に出てくる月の女神、セレーネとその恋人、エンディミオンのカップルから取っているんです。


セレーネのスペルはSelene です。なので、ノイセレのSerenity とは関係ないのです(きっぱり)。





なのですが。


1990年代に日本でセーラームーンが放映されて数年後、アメリカでも放送が始まりました。



ちなみに、今のアニメでもそうなんですが、アメリカで放映するためにはアメリカの放送コードにひっかからないようにしないといけないのです。


まあこのあたりは関係ないんですが。


ここにもクイーン・セレニティが出てくるんです。

このセレニティは、Serenity なんですわ、これがまた。


要するに、翻訳する人たちが、原典をちゃんと理解しないでテキトーに翻訳するからこんな事態が起こるんですね。


だから、日本のセーラームーンとは関係ないんだけど、アメリカのセーラームーンには関わりが出てしまうんですね。


なもんですから、Noisy Serenity はアメリカのセラムンとはかかわりが出てしまうんです。

困ったもんだ。


で、登場人物の名前も変わるんですね。

たとえば、木野まことちゃんの名前はLita です。 水野亜美ちゃんはAmyなんですけどね。


うさぎちゃんは、最初からSerena なんですね。セリーナ・ウィリアムスと同じです。これがQueen Serenity になるという、ネタバレネームなんです。


ちなみに、まもちゃん(地場衛)はDarian, そしてエンディミオンは King (Prince) Darian でした。原典あたってないのがよくわかるでしょ。



ま、アメリカの英語版セーラームーンを今さら見る日本人なんて、ほとんど皆無でしょうけどね。


というわけで、皆様、これからもノイセレの応援をよろしくお願いします!(笑)



追記です。


で、一応検索してみたら、画像が結構出てくる。

え?なんで?と思ったら、トレーディングカードがあるんですね。


結構な高値で取引されるんですね。まあ、もう新規発行はないんだろうからなあ…。


検索はSerena, Lita, Amy あたりをな食べてみてください。

あとは金野美奈子はMina, ちびうさはRini,です。





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