400年ぶりに自分の島に帰ってきた伊織は、そこが学園都市になっているのを目の当たりにします。彼は学園で雑貨屋を開くことに。異世界転生者の憂も加わって、伊織の新しい生活が始まります。魔法やメイクの描写が細やかで、引き込まれてしまいました!繊細な語り口は読んでいて気持ちが良かったです!雑貨屋リコリス行ってみたい!
作品の概要ページにある説明を読んでいくと、さらっと主人公は400年ぶりに舞台となる学園がある島へと帰ってきたとのこと。そのさり気なさが読解力ある読者の目を止める看板として優秀な機能を果たしていると思います。本編は副題の力もあってとても読みやすいです。スルスルと目が通り、気軽に読めます。素敵な作品です。
雑貨屋さんの日常と言う事でのんびりとした雰囲気で進むと思いきや、何気にアグレッシブなストーリー展開を見せてくれます。暖色系のランプが似合う作風がとても良い作品です。会話のテンポや情景や感情の描写が丁寧なので、とても読みやすくそれでいて場面の想像がしやすいのも印象に残りました。追記:アイテム作成などに関しても設定が練られているので、クラフト系が好きな方もオススメです。