第19話 つめたい涙
「あーもー、
ウルスラは自室で
夜明けの神様と言えば、セルシアお
気にしなくてもいいんじゃないかとも思う。手紙の
『そしてあなたはいずれ、
「いずれっていつだよ……」
カレンに
「……遊びに行ってもいいかな」
ヒルタンを
ただ、今まではカレンに
いや、でも、そうか。そう考えると、遊びに行けるのはもう今のうちだけかもしれない。お
ウルスラは思い立って
カレンの家の前まで
「カレン!?」
「えっ、ウルスラ!?」
「ごめんねテテ、ちょっと
カレンが言うと、テテはくぅと鳴いて体を
「……ごめん、ヒマで遊びに
「そっかぁ……んん、
「いいよ」
「……お
「シオンお
「うん……」
カレンには
「……ホントはね、シオンお
なるほど、と思う。大
「……だから、お
海が
乗る人は、イグラスに
「すごいね、シオンさん……。……カレンは、心配なの?」
「ううん、シオンお
……もし、世界のつなぎ目が、この海をどこまで行っても見つからなかったら……。何もないって分かっちゃったら、お
「……」
カレンの
「……その時は、きっと帰ってきて、カレンにただいまって言ってくれるよ」
「そうかなぁ……」
「そうしてってお
「ええ……だって、それって見つからないこと
「……そっか」
ひどい、と言われてしまった。そんなつもりはなかったんだけど、
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