第2話 秋祭りの始まり
「お待たせ、カレン」
「だいじょうぶ?
「うん、ちょっとヒルタンがね……いや、あとで話すよ。オープニングに間に合うように急ごう」
世界はギリギリ
夜の国イグラスのシンボルだった、山より大きい
雲より高い
水の
神様が死ぬっていうのはそれほどのこと。
どうやら、なぜだか、自分たちは助かったらしい。
王様もお
新しい神様と
ああそうだ、自分たちは
黒い目じゃない、つまりイグラス人じゃない
お祭りのオープニングは学園の
人でごった
「カレン、ロゼンジ先生がいるよ。前まで行こう」
「おっけー!」
おっけーというのはカレンの言葉で分かったという意味らしい。カレンの
「あ、カレンとウルスラ! こっちこっち!」
「アテッタ! もう来てたのね!」
「ウルスラにゃんもおはようにゃ!」
「おはようございます、アテッタ」
「
「だってアテッタは
「カレンだってサレイ様の
「お
「カレンは……
「わたくしもそんな
その
「
「カレン~!
ウルスラのとなりで、カレンが百点
「あ、そろそろ始まりますよ」
ウルスラが
「あいかわらずおきれい……そして見れば見るほど、ウルにゃんそっくりよね~」
アテッタがうっとりとした顔で
「セルシアお
「顔だけです」
ウルスラは、
ティルーンのうつくしい調べが
今イグラスの
世界は
神の
夜明けの神よご
夜明けの神のご
歌の終わりとともにラッパがたかだかと
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