偉そうな知識が披露されている訳では無いです。にも関わらず、不思議とこのエッセイに含蓄があるように思えるのは、作者さんの「自らの人生で得た教訓を伝えて、誰かの人生が少しでも良くなれば」という利他的な心根が見え隠れするからかも知れないなぁ……というのはレビューを書いた私の妄想ですが、読みやすいけれど軽々しさは無い文字列から人生と真正面から向き合う真摯さを感じ取りました。あらすじのかる〜〜〜い感じとは雰囲気が違います!
多くを望まなくとも。ぜひ読んでほしい一作です。