赤のリベンジ

第4話 練習参加

　運動着がなかったため、体育着に着替える。

そして、すぐ練習に向かうと、そこには松長先生と朝日たち1年生のサッカー部員。そして、２人のマネージャーが待っていた。

松長先生が、

「この子が仮入部の幕井。じゃあ自己紹介お願い。」

と、勝手に練習参加させときながら自己紹介させてくる。

「幕井竜二です。中学時代はトップ下とフォワードでした。よろしくお願いします。」

緊張というよりも恐怖心の方が強かった。

また、嫌な顔をされるのではないかと。しかし、

「よろしく」

とみんな笑顔で拍手で迎え入れてくれた。

幕井は心の底から安心した。

すると、松長先生が

「じゃあ、少しアップしたらすぐ紅白戦ね。」

と伝えベンチに戻っていた。

すると、部員やマネージャーが来てくれて自己紹介をしてくれた。

サッカー部員は13人。朝日と千葉と佐藤と坊主の遠藤を除いて9人。

古川城

身長170cmで女装したら女と言われてもおかしくないの女顔だ。中学は神龍中学校。ポジションはフォワード。

仙道文人

身長は180cmはあるだろう。サッカーは中学から始めていてる。ポジションはゴールキーパー。

八木翔太

身長168cm。ヘアバンドを巻いていて、ポジションはゴールキーパー。

木村光

身長178cm。幕井に話しかけたなかで一番声が大きかった。左利きのセンターバック。

安達大介

身長173cm。髪はアフロで体はかなりゴツい。中学は神龍中学校。ポジションはセンターバック。

小田浩二

身長179cm。体はかなり細く足も長い。同じく中学は神龍中学校。ポジションはフォワード。

加藤亮平

身長169cm。髪は茶髪で鼻が高い。中学は神龍中学で左利きの左サイドバック。

森田真都

身長172cm。髪はロン毛で運動中は髪を結んでる。ポジションは左ウイング。

涼太デ・ヨング

身長184cm。母が日本人で父がオランダ人のハーフ。名前が涼太で苗字がデ・ヨング。中学は神龍中学校。髪は金髪。ポジションはセンターバック。

そして、マネージャーの2人

山田麗奈

肌は焼けている。小学校はサッカーをしていて、中学校ではサッカー部のマネージャーをしていた。

名村夏鈴

肌は白くて髪は長い。この学校では一番可愛いと言っても過言ではない。サッカーは未経験。好きな先輩でもいたのだろうか。

「一緒にアップしよ。」

と朝日は幕井に言った。

軽いストレッチを2人でして、対面パスをした。

久しぶりにボールを蹴ったが、幕井の蹴ったボールはしっかり芝を走っていた。

10分ぐらい経ち、松長先生が声を上げた。

「昨日と同じ試合形式で準備して。」

みんなでゴールを運んだ。この学校のグラウンドはゴールライン68m。タッチライン100m。その広さを4分の1にして横34m。縦50m。の広さで7対7のゲーム形式を行う。

その後、チームを分けた。

幕井のチームのフォーメーションは2-3-1。キーパーは八木。ディフェンスは右からデ・ヨング、安達。次は真ん中のライン。ボランチは朝日。左サイドハーフは本職ではないが加藤。右サイドハーフは本職の佐藤。フォワードは幕井。

相手チームのフォーメーションも2-3-1。キーパーは仙道。ディフェンスは2 人。右から千葉、木村。真ん中のライン。ボランチは遠藤。左サイドハーフは森田。右サイドハーフは本職ではないが古川。フォワードは小田。

松長先生の笛とともに、幕井のチームのボールで試合が始まった。