第30話 盗賊アジトのお宝回収
「お前達、何処に住んでる?」
「……」
無言で抵抗する奴を、スペースから
短槍を収納、スペースの良い所は、対象物を収納する時血や汚れはそのまま残る、収納された短槍は新品状態になってる。
「次のお前、何処に住んでる?」
「こ、この先にアジトが有ります」
「アジトには何人盗賊が居る?」
「15人と……女が5人」
「女? 何をする女だ?」
プリンに丸カジリと脅した為か、プリンをチラチラ見ながら答えてる。
「賄いと慰安用に、捉えた奴隷です」
「要救助者か、お荷物になるが……アジトに案内せよ!」
「……」
「返事をせんか!! 処刑するぞ!」
「へい、案内します…」
「プリン、こいつを喰うか」
「やめ、止めて下さい!! 逆らいません!!」
殺したのが、25人に1人捕虜が4人に、アジトに15人で45人か、せこい盗賊団だな。
「ここです」
町に隣接した小屋と言うか、長屋に案内された。
「交渉の余地は……面倒だプリンを先頭に突入する」
拘束した捕虜は放置、長屋の扉を開けて突入した。
プリンを先頭にしたのは非常に効果的だった。
突然の事に盗賊達は、武器を取るのも忘れて逃げ惑うだけ。
プリンは盗賊の頭を掴んで握り潰して回ってる。
トーラとセインは、盗賊の首を苅って行く……僕は短槍を一人に突き刺しただけで討伐終ってた。
脅えて隅に固まってる女性達に「囚われの5人の女性! 救出に来ました!」
「え? 助かったの?」
「盗賊は捕虜の4人以外全滅させました、帰る所が在れば送り届けます」
話を聞くと家族は全員殺されて居て、帰る所は無いそうだ。
女性達の身の振り方は後で相談するとして、お宝漁り! トーラとセインは宝を求め走って行った。
「君達、お宝を何処に置いてるか知ってる?」
「こっちの部屋に有るわよ」
トーラとセインが、走って通り過ぎた部屋に案内された。
「背納が、56? これが宝?」
「全て3~5倍の拡張背納よ、金貨銀貨が収納された背納や、高級反物や美術品が収納されてるよ」
中を調べるの面倒だ。
「これから、ハラグ町に突入しハラグ男爵を討伐して来ます! 君達は背納の中身を確認、数量を書き出して置いてくれる? 急ぐ事はない、僕達が帰って来るまでノンビリしてて」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます