宝飾品や服装への拘りが無く、物欲は実用品で読書を嗜み、異性には恋愛感情が湧く迄は淡白で姉妹がいなかったら前世の記憶を持った伯爵令嬢が、義妹の我儘で姉の所有物を欲し強請り、妹可愛さに譲る事を繰り返す内、姉の婚約者すら掠奪するも、王家了承の貴族間の婚約を両家の当主に相談も無く、王子出席のパーティーで、謂れ無き虚言を理由に婚約破棄を宣言した、婚約者と妹の所業に対し、両家の親が決めた処罰より寛大すぎる、ざまぁ、にならない処罰をヒロインが下した事で大団円を迎える今作品に対して、余りにも甘過ぎるのではと。歯痒く感じてなりません。