戦後を生き抜く名尾の屈強さは、恐るべき結末を迎える

戦後の描写はもっとちょうだいと思わせられましたが、当時の人間が毎日を生きるために心を強く持ち、前を向く決意を感じられる物語でした。ただその強さが悲劇を招いてしまうのは、切ない限りです。