第1章 存在しないはずの第三王女
俺がいる国は独裁国家パラシアス。
地図で言えば南側に位置していて、海が近いため海産物が豊富な国。
俺は昔その王都に住んでいたが、ある事件が起きてしまい俺は逃げるように西側にある残虐の森と呼ばれる森に逃げ込んだ。
山賊に襲われていたところを師匠に助けられて、今はこの森で修行しながら一人で過ごしている。
「今日も大漁っ大漁っ!」
俺は川で釣ってきた魚を背負い籠に入れて、上機嫌で家へ帰ろうとしていたのだが。
「ルビナ様!お逃げください!」
そんな大きな声を聞いた俺は声のする方へ向かうため、獣道を歩き少し開けた道を上から見た。
「おいおい、つれないじゃねえか。俺らと遊んでいけよ」
「あなた達みたいな野蛮な人間の言う事など聞くはずないでしょう!」
十人程の山賊に女性が二人。
完全に囲まれているが、女性のうち一人はもう一人を逃がそうとしている。
名前はルビナとか言ってたか。
まぁいい、あの山賊完全にあの二人を弄んで殺す気だろう。俺は太ももに携帯していた短剣に手をかけてタイミングを見計らっていた。
「強情な女には少し痛い目見てもらったほうがいいみたいだな!」
その瞬間女性の方が剣を構え受ける体制を見せたが体格差があるだけじゃなく、性別差もある。
山賊の振りかぶった剣を受けることはできず、カキンッと大きな金切り音が響いた後剣を落としてしまった。
「くっ.....なんて力....」
「おいおい、あんだけ威勢がよかったのに一発で終わりかよ」
取り巻きの山賊たちは武器をおろし完全に油断している。
女性の方は弾かれた拍子に手を痛めたようで、手を抑えながら山賊を睨みつけるだけ、もう一人のルビナとか言う女性は怯えているだけで、剣を構えることもしていない。
(なん何だこいつら)
女性が剣を持つこと自体が珍しいのに、なぜこんなところに二人だけなんだ。
このあたりでは特に内戦などは起きていなかったはずだが....っとそろそろか。
「じゃあ言った通り少し痛い目にあってもらうぜ」
山賊が剣を振りかぶりその女性に降ろされる...がその剣は目標を捉えることはなかった。
俺がその山賊に短剣を投げ頭を貫いたからだ。
「お、おかしらぁー!」
山賊共は何が起こったか分からなかったようで、混乱しているようだ。
(さて後は八人で後ろに弓兵1人、まずは遠距離兵を潰すか...というよりあれって頭だったのか)
そう思い音を立てずに後ろの方まで行くと腰に携帯している剣を抜きながら目標を捉えた。
音を出すことなく弓兵の背中に斬りかかり、即座に近くにいたもう一人を串刺しにした。
こいつらが死に際に声を上げたことで、俺の存在がバレてしまった。
「な、何が.....お、鬼!」
残りの山賊は俺の姿を見たことで戦慄した。
それもそのはず、俺は鬼の仮面を被り剣を持っている。
それだけなら戦慄することもないのだが、大事なのは場所だ。
この森が残虐の森と言われている理由にこの鬼の仮面があり、はるか昔に帝国軍の一万の兵士がこの森で鬼の仮面に殺されたという伝説があり、それは今でも語り継がれ恐れられているからだ。
「山賊共、今から逃げるなら殺しはいないが」
俺が最後の忠告として、慈悲を与えると逃げ出すように山賊たちは散らばっていった。
残ったのは俺を含めて三人。
俺は山賊に襲われていた二人に近寄り声をかける。
「お前らはなぜこんなところに来たんだ?」
俺の質問に対して帰ってきたのは疑いの瞳。
「あ、あなたは私たちをどうするつもりですか?」
さっきの惨殺を見てか少し怯えたように質問をしてきた女性だが、質問に質問で返されても困るので、少し圧をかけることにする。
「お前らはただ、聞かれたことに答えればいい。どうするかはそれを聞いてから決める。」
殺気を向けながら、もう一度問うとあきらめたように口を開いた。
「私たちはパラシアスの軍のものです。敗戦してしまいここまで逃亡してきたんです」
それを聞いた俺は疑問にしか思わなかった。
嘘は言っていないようには思えるが、パラシアスはあれでも大国で軍事力も1・2を争う程だ。
こんな女性を増してはもう一人の方は子供、そんなやつを兵にするとは思えなかった。
「パラシアス軍が敗北したといったが、何があったんだ?内戦などはなかったはずだが」
首をかしげている俺に女性は少し呆けたように聞いてきた。
「ミクラナ帝国の進軍があり、それを止めるための兵でした。それよりもこんなことも知らないなんて、あなたはパラシアスの国民ではないのですか?」
その言葉を聞いて俺は返答に戸惑った。
王都での事件以来、俺はパラシアスにかかわらないようにこの場所にいる。
確かに土地の問題ではパラシアスの国民ではあるが、パラシアスが好きなわけでもなければ憎んですらいる。
「パラシアスにいるだけと言っておこう。それよりもお前らはこれからどうするんだ。パラシアスは逃亡兵には厳しいだろう」
そうこのパラシアスが独裁国家と言われる一つは逃亡兵は最悪殺される、よくて奴隷落ちだ。
そして女性なら.....
「それに関してはどうにかなるはずです」
迷いもなく断言するこの女性は何か確信を持っているようだった。
「それはどういった理由だ?」
これは興味本位だったが聞いてよかったと思う返答が帰ってきた。この女性は少女の近くに行き、「もう大丈夫そうです」と声をかけるとこちらを振り返ってきた。
「この方がパラシアスの第三王女だからです」
それを聞いた俺は耳を疑った。
パラシアスには確かに王女と王子がいる、しかしそれは王子が三人、王女が二人。
つまり第三王女などいるはずがないのだ。
そのため俺はこの女性が嘘をついていると思い剣を向ける。
「俺がパラシアスにいるだけといってもそれが嘘なのは分かる。パラシアスに第三王女などいない」
こうすれば本性を現すはずだ。
だが俺の思惑とは裏腹にこの女性は変わらなかった。
「嘘などではありません!この方はパラシアスの第三王女パラシアス・ルビナ様です!」
それが嘘じゃないと思った瞬間俺は鬼の仮面の下で口角が上がるのが分かった。
(あぁ、やっとこの時が来た。みんな見ててね)
「なるほど、本当のようだな」
頷いた女性.....いや従者か。
従者を見て俺は剣をしまい、第三王女のもとへ向かう。
王女のもとに着き警戒する従者だが、次の瞬間その警戒は解かれることになる。
「今までのご無礼お許しください。パラシアス・ルビナ第三王女。私はアルデナ・リーヴァと申します。どうぞお見知りおきを」
俺は膝をつき王女に頭を下げた。
それを見てか王女はローブを取ると、陰によって見えずらかった金色の瞳そしてそれに対するような、綺麗な銀色の髪を見せてくれた。
前髪には左側に三つ編みが施されており、視界の邪魔にならないよう、そして何より気品が漂うだった。
「謝罪はいりませんよ。私たちはあなたに助けられたのですから....お礼申し上げます。」
二人が立ち上がったのを見て俺も立ち上がると従者が空を見て王女に提案をした。
「ルビナ様もう日が沈んでしまいます。道から少し離れたところで野営して明日また王都を目指しましょう」
かしこまった様ではあるが、どこか平民のしぐさを隠しきれていない従者を見ながら、俺はこれを好機ととらえた。
「失礼を承知で申し上げます。ここでは先ほどのように山賊に襲われる可能性がありますので、私の家でお休みになられてはいかがでしょうか」
胸に手を当て頭を下げて、誠実を表し敬意を示す。
助けられたこともあるためこれならば....
「そうですね、ではお言葉に甘えさせていただきます」
思ったより簡単に物事が進みすぎて、仮面の裏で上がる口角を抑えるのが難しくなってくる。
「いいのですか?ルビナ様。」
チッ、余計なことを言いやがってこの従者、疑い深い。
逆にこの王女は人を疑うことを知らないのか。
王族の癖に謙虚にしているのも気に食わない、何を隠してやがる。
「大丈夫です。シャーレこの人は悪い方ではなさそうです。それに助けていただいた方を疑うのは良くないですよ。」
「ですが....」
この従者シャーレというのか、こっちはどうでもいいことだ。
話は決まった様でシャーレはまだ不満そうだったが主がそう決めたのだから従うだろう。
「では、こちらへ」
俺は先行するように家へ向かう道中、置いたままだった魚が入った籠を取りに行った。
「ここです。王女様をもてなすには貧相な家ですが、出来ることはしますので体を休ませて下さい」
「もともと野宿の予定だったのですから、家があるだけでもありがたいです」
王女からはお礼を従者からもお辞儀をもらい、家のドアを開き王女と従者を中に入れる。
二人が入った瞬間ロープを手にした俺は王女に素早く巻き付け捕縛した。
王女は「えっ」と何が起こったのか分からない様子だったが、従者はこちらに殺気を飛ばして持っていた剣を抜いた。
「やはり信用するべきではなかった!」
今助けますと、こちらに向かってくるが俺は直ぐに静止させる。
「まて、王女はここだぞ」
捕縛した王女を従者に向ければ、従者は剣を収めた。
「何が目的ですか」
そうして、俺に殺意を持った目を向けているがこいつにとっては、いいことが起きるはずだ。
「この王女を殺したいだけさ、出来るだけ苦しんでもらってからな」
こいつは平民だろうから、王女に気に入られたかで無理やりやらされているんだろう。
こういえば王族が嫌いなパラシアスの国民は何も言わないどころか解放される、と喜ぶ....そう思っていたんだが。
「そんな事させる訳ないでしょう!早く開放しなさい!」
驚くことに帰ってきたのは、怒りの感情。
俺には理解できないものだった。
「何故だ。お前の立場では王女に好きなようにされる。憎むことくらいあるのだから死のうが構わないだろう」
「私は心からルビナ様に忠誠を誓っているのです。その方を殺すことは絶対に許しません」
そうしてもう一度剣を構えたシャーレとかいう女性の目には、刺し違えても殺すというものが見える。
どうして横暴なパラシアスの王族に、ここまでの忠誠を誓えるのか分からなかった俺は、シャーレを試してみることにした。
(人間の本心は死に際にわかるもの)
「わかった、なら俺とお前が勝負して勝つことができたら王女を殺すのはやめてやる」
シャーレは少しも悩むこともなく決意を示す。
「いいでしょう。少なくとも相打ちにでもなればルビナ様は殺されませんし」
そういって、勝負を受ける気満々だが、最初から相打ちを狙うとは忠誠心が高すぎる。
だけどそれを言う時点で三流以下だ。
だがここでも俺は驚くことが起きる。
「ダメ....シャーレ死なないで....私の事はいいからっ逃げて!」
「ルビナ様、大丈夫です」
その発言に俺は目を丸くした。
自分の命よりも従者の命を優先しようとしている王女、普通ならあり得ない事。
そしてこの二人をみていると感じてしまうことがあった。
(あの時と同じ....)
そんな妄想をしてしまうが、すぐにないと思考を切り替える。
だが少しこいつらと話してみたくなったので、殺す前に話す時間でも作ろう。
「さて、移動するぞ。家の中を荒らされるのは嫌なんでな」
「わかりました」
こんなにすんなりいくとは思っていなかったが、意外と素直についてきてくれ、家の近くにある開けた土地に出る。
「王女にはここで見学でもしてもらうとして、武器はそれでいいのか?」
さっき山賊に手も足も出ていなかったから、もっと得意な武器でもあるのかと慈悲をかけたつもりだがシャーレの顔は変わらない。
「これで大丈夫です。始めましょう」
俺とシャーレはお互い距離を取り剣を構えた。
「始まりの合図はそちらからでいいぞ」
そういって合図をするというアドバンテージをシャーレ渡す。
何のハンデもなければすぐ終わってしまうのは明確だからだ。
「余裕ですね。ですがそれはありがたい申し出なので受け取らせていただきます。」
始まりの合図ができるという事は先手を取れるという事だけじゃなく、相手の集中が切れたタイミングで始めることもできる。
ただただ有利でしかないため普通は第三者が行うもの。
二人の間に沈黙が訪れる。
それを不安そうに見る視線は今のシャーレには届かない。
風が吹き二人の間に葉っぱが浮かぶ、その葉っぱが落ちる瞬間。
「始まりです!」
そういった開戦の合図と共にシャーレは飛び込んできた。
(思ったよりも速い!)
だが、シャーレが最初にした攻撃は突きだった。
その行動には、ため息をこぼすことしかできなかった、突きを見て横によけると同時に剣を振り上げる。
簡単に横を取れてしまった...もう少し剣の技を見せてほしかったが、従者に求めるものではないな。
殺すつもりはないのでゆっくりと剣を下す。
多少の怪我はするだろうが死なないだろう。
「かかりましたね」
ゆっくりとはいえ、下ろした剣より早くシャーレが横なぎをしてくる。
少し動揺してしまったが、問題はない範囲だったので、俺は横なぎに対し身をかがめることで対応する。
かがんだ瞬間、足払いをすることで攻撃をよけると同時に相手の防御も崩す。
「くっ」と声を漏らしながら倒れるシャーレに俺は追い討ちをかける。
「ほら、避けないと死ぬぞ」
そういって倒れたシャーレの顔面に剣を突き立てようとするが、それをシャーレは横に回転しそれを避ける。
膝立ちし息を切らしているシャーレに俺は笑いかけた。
「どうした、そんなに息を切らして。もう終わりか?」
「これからが本番です!」
そういって立ち上がったシャーレはこちらに向かってくる。
シャーレとの剣の打ち合いが少し続いたため、飽きてきた俺は勝負を決めに行った。
シャーレが力を込めた上からの一刀。
それを俺は弾き返し、剣を吹き飛ばす。
「これで終わりだな」
「くっ....」
そういいシャーレの喉元に剣を向ける。
ここからが本番だ。
「もしお前があの王女を殺すならお前は生かしてやる。さぁどうする?」
(さぁ、本心を答えてみろ。あの王女への忠誠その化けの皮を剥いでやる)
だが俺の思っていた答えを聞く前に邪魔が入った。
「シャーレを殺さないで!」
その声が聞こえた先にいたのはこちらを目掛けて走ってきた王女。
流石に予想外なことが起こったため、俺は反応が遅れた。
(今あの王女に出来るのは体当たりか王族の特殊能力による攻撃......)
俺が王女の方を見た瞬間、さっきまで剣を向けていたシャーレが動いた。
俺の足を掴み王女の方に行けないように...剣を向けられていたのだから、殺気で動けなくなってもおかしくないのに...
「はなせっ!」
俺がそういい、足を掴んだ手を払いのけるべく足をふるいシャーレをどかす。
一瞬、時間を取られた。
王女の攻撃が来る!俺はバックステップを踏み距離をとるが……
王女の方を見ると王女は俺の方に走ったわけではなかった。
俺は固まってしまい目線だけが走るほうを見ていた。
「シャーレ!!」
「ルビナ様!来てはいけません!」
王女がシャーレの方に走っている....何故だ、王族なんだから自分の身を第一に考え、従者の安否などどうでもいいはず。
そんなことを考えているうちに王女はシャーレの元にたどり着き、抱き着いていた。
「シャーレ...だめ、あなたが死んだら私は....」
「ですがルビナ様。あなたの安全が私の一番なのです」
その様子を見た俺は剣を下ろしながら、一人考えていた。
(こいつらはやはり.....)
「勝負はついた。シャーレとやら、お前の負けでいいな」
王女を抱えながらこちらを恨み目で見てくるシャーレだが、武器すらもない抵抗もできないだろう。
「私の負けは認めますが....どうかルビナ様の命だけはお助け下さい」
頭を地につけて自分の命よりも主を優先するシャーレをみて、俺は聞きたいことが増えた。
だがそれよりも驚くことがある。シャーレは気づいていないのだろうか。
「何をしている。王女よ」
それは俺とシャーレの間に立ち両手を広げるルビナ王女だ。
その問いに王女は震えた声だが、それでも力強く答える。
「私の命に代えてもシャーレは殺させません.....!」
「おもしろい、そいつは生かしてる。もともと殺す気もなかった」
少し安心したように息をつく王女だが、それに異を唱えたのはシャーレだ。
「ダメですルビナ様!あなただけでもお逃げください!!」
「少し黙れ。今お前の主は自分の命をかけて、お前を救おうとしているんだ。黙ってみていろ」
そういいながら、俺は王女に近づき剣を振り上げる。
その剣が振り下ろされる瞬間、シャーレの絶叫が聞こえ、王女はシャーレの方に微笑み何かを言っているように見えた。
俺はそれを見ながら確信を得たためその刃を止める。
そして剣を収めた。
それを見た二人は何が起きるのか分からず放心していた。
それも少しの間の事、すぐにシャーレは王女を抱きしめて泣いていた。
「ルビナ様ぁ、ご無事でよかった......なぜあのようなことをしたのですか。私の事など」
「あなたは私のことを大事にしてくれましたから、恩を返したかったんです。そしてシャーレには生きて欲しかった」
シャーレが言い終わる前に王女は自分の思いを伝えた。
それを聞いた俺は二人に吐き捨てるように言葉を投げる。
「ほんと、調子の狂う奴らだ。」
それを聞いたからかシャーレは俺に質問をぶつけてきた。
「なぜ、あなたは殺すのをやめたのですか?」
俺はため息をつきながら振り返り考えていた事を伝えた。
「さっきも言ったがシャーレさんを殺すつもりはなかった。王女を殺さなかった理由は気まぐれ...いや、聞きたいことがあったからだな」
シャーレは警戒を強め、王女を強く抱きしめている。
「もし、聞きたいことを聞き終わったら、どうするつもりですか?」
何度目か分からない敵対する者の目だが、俺は冷静に答える。
「それは王女次第だ。後、勝負に勝ったのだから言うことは聞いてもらうぞ」
それに対してシャーレは下唇をかみしめながら自分の無力を痛感するように、頷いた。
「とりあえず、三日間はここで暮らしてもらうのと俺の質問に正直に答える事。それを破らない限り、危害は加えない。でもそれを守らないなら...」
シャーレと王女に剣を向け「分かるな?」という意味を含ませる。それにシャーレは頷いた。
「俺は今から近くの村に行ってくる。家にあるものは食料でも何でも使っていい。」
そういい捨て、俺は準備のため家に向かった。
(パラシアス・ルビナか....覚えておこう)
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