ロディア王国の第一王女グルナと幼馴染である騎士ジェットの宿命と愛を描いた物語。
六年に一度、悪竜ヴィーブルを討つために派遣される王剣騎士団。しかしその真実は非常に残酷なものでした。
王女としての責務と、愛する者を守りたいという想いの間で揺れるグルナ。一方ジェットは己の運命を受け入れつつも、誇り高き騎士として戦う決意を固めます。
美しく穏やかな情景描写から始まる物語のなかで、次第に壮絶な運命が明かされ、読者は引き付けられます。グルナの心情の変化、彼女とジェットの絆が細やかに描かれ、感情移入しやすいです。
愛と誇り、運命に抗う者たちの姿。壮大なスケールの中に繊細な感情が息づき、ラストには深い余韻を残すことでしょう。
改めて、恋愛小説の魅力を感じた作品!
流行りの重すぎる愛でも、溺愛でもない。
温かくて、穏やかで…淋しい。
凶悪な竜を倒すため、六年ごとに編成される騎士団。
国のために犠牲とはる六人の騎士。
その中に、王女を就任したグルナの想い人であるジェットもまた、団長として赴く。
ロディアの国に生まれ、ロディアの民のために生きる!
短編といえど、しっかりしたストーリー展開で、あっという間にお話の世界に入り込むこと間違いなし。
グルナの心情。
ジェットの優しさと強い意志。
壮絶ともいえる最後と、その後の終結。
短編であり、字数制限から仕方がなかったとは思うが、長編作として書かれていたらと願う。
きっと壮大な世界を読ませてもらえるだろう。
ぜひ、グルナの選んだ道に共感しながら読んでほしい。
おすすめの作品です。