第8話

謝るしかありません。



けれど




「本当に何もしていないのですか……」



「知らねぇよ」



「なんとかしろっ」



「なんとか……ですか」




と、言われても。


出来ないから逃げていたのですが……。



仕方ありません。


違うところに逃げましょう。



関係ない方を巻き込むわけにはいきません。




「あのっ」



「くれよ…。くれ…、お前の」



「何かくれって言ってんのか?」



「金か?」



「え?お金なんて持ってないですよ?」




自慢じゃないのですが、うちは貧乏です。




「本当に自慢じゃねぇな?」



「じゃあ何だよ」



「何でしょう?」




くれ……ですか。


うーん……あげれるものなら




「うぉおおおいっ!?来るぞ!!」



「じゃあな、俺は逃げる」



「はい。お疲れさまでした」



「いや、何もしてねぇが」




呆れ顔の男のひ




「来たぁぁああああああっ!?」




物凄い勢いと形相で男の人が走ってきました。



あたしは覚悟を決めて、ぶつかってしまった二人の前に立つ。



喜田川さんっ。


今まで育ててくれてありがとうございました!!





「ちっ」



「仕方ねぇなっ!!」



「えっ!?」




喜田川さんにお礼を述べていたら、二人があたしの前に立ってくれる。




「ドローンの代金払えよ!!」



「えっ!?なんでですか!?」




あたし貧乏ですってば!?




ビーッ!!ビーッ!!ビーッ!!




ほぉっ!?




監視ドローンが警戒音を鳴らし出し……




「「「あっ!!」」」



「うるせぇ……」




ガシャッ!!


グシャッ!!


ガゴッ!!


ゴシャッ!!




包丁の人が監視ドローンを壊してしまいました!!




「包丁の人て」

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