第3話

星臨祭から6年後ー。



子供は時に残酷です。



自分と……周りと違えば問答無用、情け容赦なく攻撃します。




「シンちゃんの星は本当に汚い色だよね〜。形も全然星らしくないし〜、変な形!!」




笑いながら言われる言葉に、シンちゃんと呼ばれた少女は言い返すことなく唇を噛み締めます。



言い返せないのです。



何故なら、自分もそう思っているから。




「私なんて見てみて〜」




そう言うと少女の胸の前にポッと星が現れます。



星は普段は影も形もないのですが、宿主が願ったり、力を使う時には、胸の前に現れるのです。



現れた少女の星は小さいながらも形の良い、綺麗な紫色の星でした。




「きれいっ!!」



「良いなぁ」



「私なんてっ」




女の子達は次々と自分の星を出しては、ワイワイと言い合い始めましたが……。



そのどれもが、シンちゃんにとっては綺麗な星で、もう見ていられなくて彼女はその場から走って逃げ出してしまいます。




「あっ!シンちゃんっ!」



「もういいよぉ、あんな灰かぶり星!ほっといて遊ぼ!」



「だね、一緒に居たら伝染りそうだしっ」





キャハハハハッ。



無邪気な笑い声が公園に響き渡りました。



















「どうして、あたしのはこんななんだろう……」




ホロホロと涙を流す、シンちゃんの前には……



















灰をかぶって汚れたような灰色の、形もなにかグニャッとした星が浮かんでいましたーー。

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