第14話

 裏口から店を出た冬生は、庇の下で思わず途方に暮れる。


 遠くには星が見えるのに頭上からは轟々と雨が降り注いでおり、少しでも外を歩けばずぶ濡れになりそうだ。跳ねた雨粒が靴を濡らし、鼻先を湿気が撫でていく。蒸し暑い。


 普段は天気予報を見るのだが、今日は色々あって余裕が無く、すっかり忘れていた。


 いや、思い返してみれば下校中にも雨雲が見えた気がする。それも、その時にひょっこり顔を覗かせた詩織のせいで忘れていた。思い返し、冬生はしみじみと合縁奇縁を噛み締める。


 往生際悪く肩掛け鞄を漁るが、やはり折り畳み傘はそこには無い。


 こうして雨の前に途方に暮れていると、思い返すのは梅雨のあの日の出来事だ。


「会いたいな」


 思わず呟いた声は雨粒の音に掻き消え、冬生は行方を追うように曇天と、遠くの星を見る。


 嘆息。スマホで天気予報を確かめると、晴れ空はまだ少し遠い。もう一度、嘆息。


 徐に膝を伸ばして「帰ろう」と自分に言い聞かせるように呟いた、その時だった。


 スマホが振動でメッセージの到着を伝えた。


 誰だ。そう思い冬生が視線を下ろすと、そこには簡素なメッセージ。




『まだお店? 中に居る?』




 発信者は、江坂渚沙だ。


 冬生は見開いた眼でそれを凝視した後、見間違いではないことを確かめると、弾かれたように顔を上げる。「まさか」とスマホをポケットに仕舞い込んで、雨に濡れるのも構わず、無我夢中になって表口まで駆け出した。勘違いなら濡れるだけ。でも、止まれなかった。


 緊張と動揺と短距離の全力疾走の末に息を乱して表口へ辿り着くと、そこに彼女は居た。


 お気に入りの黒い傘を広げ、スマホのメッセージを見ながら店の看板を仰ぎ見る少女が。万人が振り返るような美貌を少し泣き腫らして、それが雨の夜に絶世の儚さを作り上げている。


 傘を持って迎えに来てくれた江坂渚沙を見た冬生は感激や高揚よりも先に愕然と動揺が来て、しばらく言葉も紡げない。


 だが、強い雨の中で声も発さない冬生を、渚沙はすぐに見付けてくれる。彼女はこちらに気付くと口元を緩め、小さく手を振って歩み寄ってくれた。


「や。迎えに来たよ」


 大きい雨粒が頭を叩くのを見かね、渚沙がこちらに傘を差してくれる。


 頭を打つ雨が止まった。


 街灯の明かりが遮られ、光に滲んで見えていた渚沙の顔が鮮明になる。


 大好きな人の顔がそこにあった。冬生は静かに見詰め、呆然と呟いた。


「どうして」


 彼女の想いを傲慢にも踏み躙ったというのに、どうして来てくれたのか――そう思った故の問い掛けだったが、渚沙はそれに気付いていた上で無視するように、おどけた声で言った。


「どうせまた傘を忘れてるだろうと思ったから来たの。案の定だった」


 泣き腫らした目でそう笑う彼女が、この世界で一番美しく見えた。


 冬生は思わず目の奥が熱くなるのを感じ、顔を歪めて堪える。


 何からどう伝えればいいのか分からない。伝えるべき言葉が多くてパンクしそうだった。


 謝罪か、感謝か。それとも、普段通りに軽口でも挟むべきだろうか。


 落ち着かない思考でグルグルと考え込んだ末、冬生は泣きそうな顔で笑った。


「私のことは、何でもお見通しですね」


 泣きそうな声で「――ありがとうございます」と冬生が一歩彼女の方に歩み寄ると、それを受けた渚沙は微笑んで歩調を合わせ、帰路を辿って歩き出す。


 二人並んで豪雨の中、一つの傘の下で帰路を辿り出す。


 どうしてか、今、雨が好きになった。


 降り注ぐ雨が生み出した水たまりに薄橙の街灯や三色の信号が滲み、反射し、行き交う車の飛沫が歩道を更に濡らす。延々と鼓膜を撫でる水の音と肺を包む湿気と熱気に初夏を味わう。


 渚沙が初夏の雨の夜を眺めながら、ぽつりと語り出す。


「気まずくなる前に言っておこうと思うんだけど……いや、もう気まずいか」

「ええ、だいぶ。でも、まだ戻れる場所です。戻りたいです」

「だよね。えっとさ」


 渚沙は前を向いたまま一度深呼吸をして、緊張を乗り越える。


「今朝はごめんね。私がどうかしてた」


 冬生は物言いたげな目で渚沙を見詰めるが、彼女は視線を合わせず苦笑する。


「いやぁ……君がご両親の件で交際とかしたくないっていうのは前々から聞いてたし? しかも、つい先日に君のお母さんの件もあった。君への感情は隠しておこう! って、決めてたんだ。だけどさ、詩織の奴が余計な口を挟むから……ちょっと、欲を出しちゃった」


 そう言って渚沙はようやくこちらを見る。虚勢の笑みで冗談のように言った。


「全部私が悪いし、君は気にしないで! だから、ごめん!」


 そう言って手を合わせて拝み謝罪する渚沙を、冬生は悲痛に見詰めた。


 しばらくその顔を見詰めた冬生は、やがてその長い睫毛を動かして瞑目する。固唾を飲んで口を開き、深呼吸を一度。そして、目を開けてピタリとその場に立ち止まる。


 釣られて足を止めた渚沙が怪訝そうに首を捻って「冬生?」と尋ねてきた。


「謝るのは私の方です、渚沙さん」


 すると渚沙は大きく目を見開き、少々真剣にその言葉を否定しようとした。


「そんなことは――」

「――私は」


 否定を否定するように強い語気で遮って切り出すと、普段の冬生は滅多にそんなことをしないから、渚沙は驚いて口を噤んだ。一抹の罪悪感と凄絶な悔恨を原動力に懺悔の糸を紡ぐ。


「渚沙さんのおっしゃる通り、父と母のようになるのが怖いです。愛情を言い訳に傲慢に生きて、人を振り回して、嘘と欲に塗れたそんな二人みたいになるのが。誰も彼もがそうではないと理解していても――何か、間違えるんじゃないかって、そう思ってしまう」


 悲痛に顔を歪めてそう語る冬生を、渚沙は痛ましそうに眺めた。


「当然だと思う。誰だって、自分の両親が二人とも不倫なんてしたらそうなりかねない」

「でもね、渚沙さん。どうやら……」


 冬生は自分達の苦手とする人物の言葉をここで借りることにした。


「……海は綺麗らしいんですよ」


 そこだけ抜き取っても、本来は意味が伝わらない言葉だろう。


 そこに誰の言葉か、どういう意味かを付け加えようとした。だが、奇しくも、たった一日でも交際関係だった渚沙は何かに思い至ったように目を丸くすると、複雑そうに微笑をこぼす。


「上手に泳げるのなら、そこはきっと素敵な場所です。そして、泳ぐのが苦手でも、浅瀬から少しずつ馴染んでいけばいい。ただ――ただ、それだけ。それに気付かず貴女を傷付けた私が悪いんです。だから、渚沙さん。謝るのは私なんです」


 謝意を全面に押し出して腰を折る冬生を、渚沙は慌てて傘を持ったまま止めた。


「そ、そんな風に言わないでよ!」


 渚沙は真正面で冬生の顔を見詰め、いつかの言葉を思い出す。


「前に言ってたでしょ。恋愛をせず幸せになって両親を見返すんだ、って。自分が悪いなんて言わないで。それを知って、君の答えを聞こうとした私が悪いんだから」


 そういえば、そんな話もいつかしたのだったか。


 もう細かい話は覚えていないくらい彼女と長く付き合ってきた。他の誰も知らないような深い部分まで吐露してきた。それを改めて思い知った冬生は、顔を歪める。


「そんなことも言いましたっけ。よく、覚えていますね」


 弱々しく笑うと「当然でしょ」と渚沙が強い眼差しで訴えてくる。


「君のことは全部。ちゃんと覚えてる」


 真っ直ぐに向けられた愛情に、冬生は涙腺が緩むのを感じた。震えた吐息が熱を持つ。


 どうにか堪えてしっかりと彼女と話がしたかったのだが、それも叶わず、冬生は静かに目を濡らす。往生際悪く唇を噛んで堪えようとするが、涙が頬を伝ったから、諦めた。


「覚えていてくださったのは、嬉しいです。でも、もう無理なんです。それは」


 泣きながらそう呟く冬生に、渚沙は心配そうな顔でその意味が続くのを待つ。


 冬生は幾つもの罪悪感と後悔と自己嫌悪を飲み込んで、涙を落とし、声を絞り出した




「貴女を好きになってしまったから。そこに目を背けて幸せになるのは、もう無理です」




 渚沙は小さく息を吸うと眦を見開き、感極まった様子で口を隠す。


 待ち望んでいた言葉は、いざ耳にすると想像よりもずっと重たくて、渚沙は受け止めかねるように視線を泳がせる。だが、時間が、その心に言葉を少しずつ沁み込ませた。


 そしてようやく言葉を実感できた渚沙の目尻には、熱い雨粒が溜まっていた。


 冬生は火傷しそうな熱い吐息をこぼして、嗚咽の中で息を吸う。


「私は、真っ当に誰かを愛して、真っ当に愛されて、誰も文句を言えないぐらい真っ直ぐに幸せになって、両親を否定します。そうすることが正しいんだって、分からせてやります」


 渚沙は顔を俯かせて目尻を頻りに拭い、やがて、小さく、小さく頷いた。


「その時に隣に居てほしいのは、貴女なんです。渚沙さん」


 江坂渚沙は――当初、父を誑かした結婚詐欺師の娘だった。


 そしてある日、お互いの暗い部分を拭い合うための協力関係、偽装の恋人になった。


 いつからかお互いの痛みを理解し合って友人になり、そして、次第に心の深い部分を埋め合って、思慕の情を抱き合った。


 彼女は面倒な家庭環境に居る冬生の話を聞き、冬生の願いを叶えるために最善を尽くしてくれた。そして、父の件で深く謝罪し罪悪感を抱く冬生を、受け入れて抱き締めてくれた。母の不倫の際に取り乱した冬生に代わって、事後処理をして、傍で支えてくれた。


 その恩義を強情に裏切った自分を、責めずに慰めてくれた。


 作った料理を美味しいと言ってくれた。


 好きなゲームのキャラに自分の名前を付けてくれた。


 初めてのカフェデビューで一緒に甘いものを飲んでくれた。


 こんな自分を好きになってくれた。


 ――抱いた感情には適切な関係が必要だ。友愛を抱いたら、友達になりたいだろう。


 だったら、好きな相手とは付き合いたい。


 だから冬生は、精一杯の想いを込めて、その想いを告白した。


「貴女が好きです。私と付き合ってください」


 渚沙の双眸からポロポロと涙が落ち、彼女は服の裾で目元を拭って嗚咽を上げた。


 まだ現実を直視できないように、首を微かに横に振って、肩で呼吸を繰り返す。


 しかし、顔を上げた渚沙は浮かない顔で涙声を出す。


「私の為に、君が信念を曲げる必要は無いんだよ?」


 彼女は、この期に及んで冬生を心配していた。


 冬生は目尻の涙を拭きながら静かに詩織を呪う。


「信念は変わってない。やり方を変えたんです。貴女の傍に居たいから」

「でも……だって、先に告白しといてあれだけど、私、親とかあんなだし」


 止まらない涙を拭うこともできず不安そうにする渚沙に、冬生は泣きながら笑った。


「そんなことを言ったら、私の親も大概ですよ。そうして始まった関係じゃないですか」


 出会った頃を思い出した渚沙は一際大きく顔を歪めると、熱い吐息をこぼし、微かな声を上げて泣き始める。「ごめん、抑えが利かなくて」と涙に濡れて震えた声が雨の夜に消える。


「私で、いいの? 気を遣ってるとかじゃなくて?」


 渚沙がこの期に及んでそんなことを言うものだから、冬生は涙に濡れた顔で苦笑して頷く。


「なんか、今まで色々とカッコつけたことを言ってきましたけど……本当は、全然、貴女とキスとかしたいし、えっちもしてみたいです。料理だって、節約だけじゃなくて、本当は貴女と一緒に食べたいし、貴女が美味しいって言ってくれるのが嬉しいから作ってるし、学校でも一緒の机でお弁当を食べたいです。それから、一度くらい、一緒のベッドでも寝てみたい。家を出てから学校まで手を繋いで登校とかしたいし、本当は……本当に、実は、結構、凄く、貴女のことが好きなんです。貴女が、大好きです」


 涙で息も絶え絶えに伝えきった冬生は、大きく息を吸って最後に強く目元を拭う。


「遠慮とか、そういうのじゃないんです。お願いします、分かってください」


 冬生は微かに乱れた呼吸を少しだけ整え、こう本心を絞り出した。


「貴女が好きなんです」


 渚沙は泣き疲れたように冬生を見て、鼻をすすり、大きく息を吐いて少しずつ呼吸を整える。


 グシグシと服の裾で最後に一度目元を拭うと、濡れて腫れた目を虚空に向けた。


「……最近気付いたんだけど、私、結構、重いかも」

「そうですか。負ける気はありませんけどね」

「あと、知ってると思うけど、ちょっと常識とかおかしい部分もある」

「境遇が境遇です。一緒に、直しておきましょう」

「仕送りが多いからお金遣いが荒いかも?」

「それは単純に羨ましいだけですね」


 少しだけ微笑を交わし合った後、渚沙はようやくポツリと確信を打ち明けた。


「正直、君をちゃんと幸せにできる自信がない」


 冬生は微かに息を吸うと、微笑を苦笑に変えて頷いた。


「実を言うと、私もです。だから――幸せにされるだけじゃなくて、自分でも幸せになろうとしてください。色々と足りない私達には、多分、それくらいがちょうどいいのかと」


 まだ少し涙の残る顔であっけらかんと言うと、渚沙は観念したように目を瞑って笑う。


 そして目を開けた彼女は幾らか真剣な顔を取り戻すと、冬生を真っ直ぐに見詰めた。


「私も冬生が好き。是非、付き合ってほしい」


 溶岩のような熱が鼓膜から心臓へと滴り、それは初夏を猛暑に変えるくらい身体を温めた。


 冬生は全身が熱いくらい温かくなったのを感じて、また泣き出しそうになるのを唇を噛んで堪える。今は、涙じゃなくて笑みが相応しい筈だ。そう思い、どうにか微笑んだ。


 雨粒が激しく傘を叩く夜。傘の下の二人は何故だか頬を濡らしながら、会えなかった時間を取り戻すように、言葉では色褪せてしまいそうな自分の想いを届けるために、見詰め合う。泣いたばかりの顔で見詰め合っていると、何だか恥ずかしくて、お互いに照れ笑いをこぼした。


 さて、晴れて正式な交際関係になった訳だが――ふと両者に降りるのは一つの疑問。


 偽装から本物になった。では、本当の交際関係とは何をするものなのか?


 ふと、同じような疑問に行き当たり、答えを求めるようにお互いがお互いの顔を見て、その間抜けな表情から何も分かっていないことを理解し合って、思わずクスクスと笑い合う。


 今回、迷惑を掛けた側の責任として、冬生が先に動き出すことにした。


 渚沙の服の裾を摘まむと、くいと引っ張る。そして自分は顎を微かに持ち上げた。


 それだけ何の要求かを察したらしい渚沙は赤面し動揺し、狼狽えて目を逸らす。情けない。だが、む、と唇を引き結んだ冬生が再度服の裾を引っ張ると、渚沙は固唾を飲む。


 身長差、四センチメートル。冬生が微かに背筋を伸ばして、渚沙は僅かに腰を曲げる。


 吐息が触れ合うような距離まで顔を近づけると、途端にお互いの心臓がバクバクと跳ねだす。お互いの顔が酷く真っ赤に染まっているから、お互いに、自分が知らず知らずに顔を赤くしていることを自覚する。どちらから、どう動けばいいのか分からず至近距離で見詰め合う。


 冬生は緊張に四肢が強張るのを感じながら、いつもの不遜な表情で言う。


「私、ファーストキスなのですが。動いてください」

「わ、私もだよ。どうにかしてよ」

「……では取り敢えず、目を瞑りましょう。それは聞いたことがあります」

「オーケー。目を瞑るんだね」


 そう言って五秒ほど至近距離で見詰め合って、お互いに目を瞑る気配が無いのを察した。


 仕方が無い。大好きな相手の顔が目の前にあるのだから。「もう」と冬生は嬉しいような恥ずかしいような複雑な心境で呟いた後、自分だけは素直に目を瞑って、固唾を飲む。


 そこまでされたら、渚沙も流石に目を瞑らざるを得ない。


 他の人に見られないよう、渚沙が少しだけ傘を沈めて二人の顔を外から隠す。そして、傘を持つ渚沙に代わって、冬生が渚沙の顔を両手で挟み、自分の顔に近付ける。


 吐息が顔に触れ合う。緊張と共に固唾を飲み合って――そっと、唇を重ねた。


 最初に唇が手入れされた唇の柔らかさを知って、次に、吐息の熱を口内が理解する。艶めかしい息が渚沙の喉奥から聞こえ、冬生はそれに突き動かされるように唇と唇の接触面を増やす。淡い水の音。雨とは違う粘液の音を立てながら深く交えると、興味本位で冬生が舌を出す。


 すると渚沙の唇が強張る。だが、少しずつ、徐に柔らかさを取り戻してそれを受け入れた。


 繋がれた口の間で舌と舌が意思を持つ生物のように相手を求め合い、そして相手の口内を侵す。目に見える場所は幾度も見てきたが、目に見えない場所で二人がお互いを最初に理解したのは、口内だった。頬粘膜の艶めかしさ、微かな声が出る時の喉の蠢き、唾液の味を知る。


 粘膜の温度とその味をたっぷりと味わい尽くし、気付けば渚沙の手が冬生の腰を抱き寄せていた。お腹が触れ合うと、淡い衝撃が身体の芯を甘く疼かせ、体表が熱を帯びる。


 酸欠になりそうなほど長いキスを交わした二人は、どちらからともなく身体を離す。


 至近距離でそっと目を開けた二人が見たのは、決して他の人には見せたくない、艶めかしく淫猥に染まった恋人の顔だった。冬生は顔を真っ赤にして口を隠し、渚沙は目を逸らす。


「ご、ごちそうさまでした?」


 渚沙が焦ったように妙なことを言い出して雰囲気が台無しになるから、冬生は奥歯を噛んで彼女に軽いチョップをかました。


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