オーバーホール
移動する為みきおが1台のサイドカーに乗り込もうとするがいつもと違う違和感を感じる。
「ん?」
「どうかしました?」
「いや何かビークルの様子が変で…あ!ここ壊れてんじゃねぇか!」
「面倒だが仕方無い、直すか」
そうして分からないなりにも作業を始めて数分、みきおが声を上げたと同時サイドカーの操縦部分と座席部分の連結が完全に崩壊し2つに別れてしまった。
「あ!やべ…」
「何やってるんですか…」
「うるせぇな!別に俺だって得意じゃねぇんだよ!ロボットの癖して細かい作業出来ないお前の代わりにやってやってるんだからな?」
「そんなに強く言わなくたって良いじゃないですか…分かってますよ大して役に立てて無い事くらい…」
「悪い…言い過ぎた…」
「え?な、なんて?」
「なんでもねぇよ!良いからもう1台のビークル運んで行くぞ」
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