第2章 彼女 (性的描写注意)

第6話 陸上部

『結菜っ!!好きだっ!!』

『んっ♥あっ♥!』

『もう出るっ』

『…あっ♥んあっ♥ダメ!!』

『んぐっ!』

ドピュ!!

はっと目が覚めた。

下着から嫌な臭いがする。

やってしまった。

彼女になったからって浮かれすぎだろと

下着を洗う。

てか、俺らはまだ中1だぞ。


朝飯を食いながらスマホを開く。

『おはよ~』

の彼女からのメッセージ。

『ごめん』

申し訳ないことをしたと反省し、咄嗟に打ってしまった。

『どうしたの?』

『いや、何でもない』

『今日もお互い頑張ろうね!』

この人、やっぱ天使だわ。


今日も授業が終わり、今から初部活。

着替えを終え集合場所に行った。

女子は本気の人が多い印象だが、男はとりまの感じがプンプンする。

『よーい、どん』

女子組の記録が始まった。

4人の中走っていて、県大会で成績を収めるエースがぶっ飛ばし、結菜さんは2番目を走っている。

まだ成長始めの小さな胸が揺れ、俺の性癖を揺すった。

てをパーにして全力で走る姿も可愛い。

というか、仕草全てがいちいち天使。

『ゆいちゃん、タイムすごいよ』

記録係の女子部員が驚いた。

彼女のベスト記録を更新したのだ。

『結菜さん、やったね』

『…うん。ありがとう』

なんか愛想がない。

やっぱりまだ俺たちのこと知られたくないのかな。


家に帰ってLINEで聞いてみた。

『まだ学校で俺と話すのは恥ずかしい?』

『そうかも。まだ知られたくない』

そっかうちのクラスメイトの1人しか俺らの関係知らないもんな。

『わかった。学校では周りを見て関わるね』

『彼氏なのにごめんね』

もっと彼女に振り向いてもらえるように頑張ろうと誓った夜だった。

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どうしてもあなたがいい。 こうむ @MORIMOTO06

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