38.2℃の不死鳥

画像という新しい物証について


「38.2℃」という画像が送られて来た。

それ自体に何の問題もないのだが

或る邪推が脳裏を過ぎる。

「38.2℃ 画像 検索」

と、大手検索エンジンに掛けたら、

所望する「高熱体温計」画像が出るんじゃないか、と。


踏み入ってはならない領域だが

何でも偽造できる時代になってしまった現代を憎む。


自著の購買はどうか?

鈴木さんという知人はしっかりと「顔面」と「自著」を

同じフレームに収めて、購入したことを報せてくれた。

購入信頼度120%の立証である。


大手ネット販売所で「再購入しますか?」

という表示をスクリーンショットするのも

信頼効果は高いと思われ。

「再購入する=一度購入手続きを完了している」


自分は、買取本と呼ばれる部類の書籍が山のようにある時

結構、無料で近隣に配って歩いた。

家族の関係で住所の開示ができない人は

自主的にネット購入を促すしか術はなかったが

今、ISBNを失ったオレンジを

不死鳥にするべく計画が、水面下にて。


ISBN機能不全=ネット販売不可

ここを補填する対策を講じる。

どうすれば、電子の網に包まなくても

全国流通が叶うだろうか?

答えは出ているが今は真相を闇に隠す

HE IS EMPTY.が大団円を迎える頃には

明確な理屈と戦術で、不死鳥が飛翔!

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