WEATHER REPORT.

生野津奈美と久石拓朗:一見して普遍的な和名だが

東日本大震災をエグる際どいネーミングである。

海の津波と被災した苦労……

ヒロインと幼馴染に背負わせてもいいのだろうか?


明日天気という能天気なネーミングを付した

カクヨム作家を俺はよく知っている。

「天気は」「天気が」という主語が乱発されるが

WEATHERじゃないことは察してよ!

と、注釈されても視覚効果で

「人間」ではなく「天空」が語りかける画が浮かんでしまう。


世代的には奇面組NAMEと呼ばれる分類だが

河川唯、宇留千絵がTOTALで

可愛い、うるさいというニュアンスを含んでいたとしても

通常は唯ちゃん、千絵ちゃんと呼ばれるので

何の配慮も要らない世界観である。

津奈美は直接的に「津波」を発音で想起させるが

字面からはかけ離れているし

拓朗は奇面組のように、何の配慮も要らない名前だと思う。

あくまでも、ファーストネームで通すならば、だ。


WEATHERの天気くんの命名例は、

他人事ながら大失敗、全くのご愁傷さまではあるが

何を以て明日天気という名前の主人公にしたかったのか

その名前にどのような思い入れがあるのか?

アイツが未だ作家見習いとして

原稿書いているならば、重箱の隅を楊枝でほじくるように

詰問してやりたい心地だ。


名詮自性という「名は体を表す」と同義の四字熟語がある。

それについて語った、剣客浪漫を書くくらい

思い入れの深い四文字になっている。

名詮自性=ミョウセンジショウ

老害なんて差別用語みたく呼ばれる年配層は

こういう命名に嫌悪感を示す。倭人なら山田太郎で充分か?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る