2.リューナク教会

1つ前に、「1.颯太は、転生してエリオットへ」を追加しています。

お読みになってない方は、そちらからお読みください。


2025/01/08 改訂

基本職に、アーチャーを追加。

イルバに本名を追加。



  あれから、2年ほど経ち僕は5歳になった。

この国というか、この世界には、5歳になると教会で職業と能力ステータスの鑑定をしてもらえる。

 貴族だけではなく、平民も鑑定してもらえるので、いい職といいステータスがでた者は、平民でもいい職業につけたりもする。

 才があるかどうかは、この時に初めてわかるのだ。

 ちなみに、教会は、創造神リューナクを祭っているらしい。

 この日は、僕の5歳の誕生日。家族全員で、リューナク教会に行くことなった。

 リズバーン大国のどの領地内の都市に、絶対に1つは、リューナク教会は立てられている。

 ちなみにこれから向かうのは、ラングスバーン市にある教会だ。


「お前ももう5歳か、時がたつのは早いな。」


 アスタは、去年から、王都の公立学校に通っているが、この時期は、夏休みで、実家に帰ってきていた。


「アスタ兄ちゃん、学校ってどんな感じなの?お友達たくさんできた?」


「おう、とっても楽しいそ。仲がいい友達もたくさんいるしな。」


 アスタは、楽しそうに笑い、エリオットに話しかけた。


「勉強もしっかりやらないとだめよ~、せっかく、職業ともに、ナイトになれそうなんだし。」


 話しかけたのは、母のイザルナ。

 アスタの職業は、ハイナイト。名の通り、ナイトの上位職だ。父もハイナイト。

 ライズは、ソードマジシャン、ミリアはヒーラーだ。

 ナイトの人はときどき見かけるらしいが、ハイナイトは少ないらしい。

 基本職は、ファイター、アーチャー、ナイト、ソードウィザード、ウィザード、シーフ、ヒーラー

バッファー、マーチャント、クラフトマン、アルケミストなどから選ばれる。

 ファイターは、物理職で基本的に魔法は使うことは出来ないが、身体強化魔法や生活魔法は覚えられる。

アーチャーは、物理弓職。

 ナイトは、上記に加え、重装備系統の装備もつけることができる職。

 ソードウィザードは、名前の通りファイター能力といくつかの魔法を覚えることができる職。

 ウィザードは、魔法適正があり、スタッフや魔術書で戦う魔法職。

 シーフは、罠感知や罠解除に優れている物理職。

 ヒーラーは、回復能力に優れる支援職。

 バッファー(デバッファーも含む)は、支援魔法を得意とする支援職。

 マーチャントは、商人職。クラフトマンは、鍛冶職。

 アルケミストは、錬金術を使える職だ。

 まれに、5歳の職業鑑定で、上位職がでることがあるらしいが、稀であり、上位職も全部が判明しているわけではないらしい。


「いい職がでるといいな、エリオット。」


「はい、父上。」


「俺もソードウィザードだったしな、もっといい職もあったかもしれないがこれも運命だ。」


「エリオ、いい職がでるといいね!ファイト!」


「エリオットなら、大丈夫じゃろ。ワシの自慢の孫だしの。」


「大丈夫です、エリオット様なら心配ありません。」


 今話しかけてきたのは、イルバ第一騎士団の隊長だ。警護ということでついてきている。

 本名は、イルバ・ランゼネスト。


「もうすぐ到着です、教会の脇に馬車を停めます。」


 そして、馬車は、リューナク教会に到着した。



【あとがき】

お読みにいただき、誠にありがとうございます。

マイペース投稿になりそうですが、頑張って投稿していきたいと思います。

応援よろしくお願いします。

なろうでも連載しています。

誤字脱字がありましたら、コメントにてお知らせください。

自分のほうでも、シナリオ内容を訂正させていただく場合がございます。ご了承ください。

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