私がぜーんぶ食べてあげる!

雨宮結衣

第1話

 注意

※セリフは基本的に彼氏の耳元から近めです

※彼氏はこのお話では喋りますが、こえけんでは喋りません

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SE//衣擦れ音(音は少し小さめ、距離はすごく近い)(3秒くらい)


彼女//「まだ酔ってない」

    「まだ酔ってないー、はず」

彼氏//「どう見ても酔ってるじゃん」

SE//衣擦れ音(音は少し小さめ、距離はすごく近い)と彼女の呼吸音

彼女//「でも、君がいっぱいいる様に見える…んひひ」

    「おかしいなー」

SE//彼女の呼吸音(耳に近い)

彼女//「ねぇねぇ?」

    「あのさ」

彼氏//「何?」

    (1秒くらい間を空ける)

彼女//「襲ってもいい?」(耳元でささやき声)


彼氏//「え?」

彼女//「え?、んひひ」

    「だってーお酒飲んだ後って、そういう気分になっちゃわない?」

彼氏//「まぁわからなくもないけど」

彼女//「私は、なっちゃってるよ」(「なっちゃっててるよ」の部分のみ耳元でささやき声)

    (2秒くらい間を空ける)

    「ほらーわかるー?息が上がって、自分身体も熱くなって、おなかの奥の方がジンジンしてきて」(耳元でささやき声)

    「ほら、おなか」(少し耳から離れる)

SE//彼女が自分の服のチャックを空ける音(1秒くらい)

    (ここから彼女の声は全て耳元でのささやき声です)

彼女//「わかる?」

    「こーこ」

    「君の手で触って?」

彼氏//「うん…」

    (1秒くらい間を空ける」

彼女//「遠慮してるの?」

彼氏//「そりゃ遠慮するでしょ」

彼女//「君はわたしの彼氏なんだから、何したっていいんだよ?」

    「自分の意思で君がしたいって思ったことを、君からわたしにしてくれることは、ぜーんぶ幸せで、ぜーんぶ気持ちいいから」

    「あ、もうひらめいちゃった」

    「これってさ、逆もありだよね」

SE//彼氏が彼女にベットに押し倒される音

彼女//「私も、君に、何したって許される」

    「だって、君は、わたしのなんだから」

    「そうでしょ?」

彼氏//「…」

彼女//ていうかさ、もう、難しいことはどうでもいいから、とりあえず」

    「抱かれてくれない?」

    「もう我慢できない」(甘えた声で待ち切れない感じ)

彼氏//「我慢して?」

彼女//「え?」

    「やだ、待てない」


彼女//「君も、熱いね」

    「酔ってるの?」

    「それとも、わたしみたいに、ムラムラしてる?」

    「どっちかな?」

    「ねぇねぇねぇ」

    「ねぇてば!」

    「答えるの恥ずかしいの?」

    「よしよし」

SE//彼女が彼氏の頭をよしよしする音

彼女//「まぁ、今言えなくても、どうせ、あとで気持ちよくなったら、君は、やらしい言葉、たくさん自分から言ってくれるもんね」

    「いつもそうだもん」

    「そのギャップがたまんないんだよねー」

    「だから、君を襲うの、やめられないんだよね」

    「わたしにしか見せない、やらしい君の姿も、ぜーんぶまとめて愛してるよ」

    「愛しくて、愛しくてたまんない」

    「こうして」

SE//彼女が彼氏の耳を咥えていじめる音

彼女//「食べちゃいたいくらい」

    「ほーら、君も、我慢できなくなってきたね」

    「よしよし」

SE//彼女が彼氏の頭をよしよしする音

彼女//「今日も、壊れちゃうくらい、いっぱい、しようね」


彼女「大好き!」

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