第2話 私がカクヨムで書く際に一番最初にした事。
はい、一回目のお題はコレです。小説を書く前に、私が一番最初にした事。
それは、
「カクヨムの累計ランキングを開く事」
です。何故私がコレをしたかと言うとですね……
もし、初めて私小説を投稿サイトに投稿しようとしている人が居たとしましょう。
その場合。
貴方が戦うのはこの累計ランキングの100位以内にいる人達だからです。
「え、誰かと戦う必要なんてないんじゃね? 面白ければそれでいいんじゃねえの」
なんて考えたそこのあなた。「面白ければ良いという、どうでもいい話ではない」のです。物を書く以上、面白いのは大前提です。つまらないと思って書くもの好きは普通いません。
そう言う話ではなく、純粋な「人口の話」です。人間の数には上限が有ります。更には、国によって人口が限られています。
そして、小説に限って言えば「読む人は更に少ない」です。投稿サイトとなればもっと絶対数は減ります。
つまり。
「新しくお話を書こうと思ったら、この上位100位にいる物書き達の話を面白いと思って読んでいる人達から、読者をかっさらわなければいけない」
と言う事です。
人口に上限がある様に、読者にも上限が有ります。そして、読者の時間も有限です。一日24時間と言う時間の中で、時間を捻出して、これら上位100にいる人達の作品を読んでいる訳です。ま、別に上位200でも構いません。意味は変わりませんので。
兎も角、多くの人が面白いと思って読まれている作品があり、その読者の時間を奪って、自分の作品を読む時間を作ってもらうしか無いのです。
勿論、流行物やよく読まれている小説を嫌う人もいます。300位、500位とかの小説を好んで読む人も居ます。
ですが絶対数で考えたらそこまで多くない筈です。更には、上位100位200位の作品では飽き足らないのでその下の作品を読んでいる人も居ます。
つまり、完全新規の人が「多くの人に読まれたい」と考えたのなら、数少ないパイを漁るよりも、元から物凄くパイを集めている上位の人達から、読者を奪うのが、その「面白いと分かり切っている小説」を読む時間から数分捻出してもらえる様にする方が、手っ取り早いです。
と言うか「私が面白いと思う作品は順位関係無い」と言う人は、コアなファン層です。そう簡単に他作品になびいてくれません。
ですので、新規に小説を書いて、多くの人に読んで欲しいのなら、多くの読者を抱えている人から流れて貰うのが、一番合理的です。
それが一番読まれます。ですので、貴方が戦うのは上位にいる人達、と言う訳です。上位の最高に面白い作品に目がこなれた方に、こっちも読んでね、と誘うしか道は無いです。
少なくとも私はそう考えました。
なので、この順位にいる方達が、どんな内容でどんな文体でどのような長さで、どういう読者向けに書いているのか、それを参考にするために、この順位にいる方の作品は一通り目にしました。
まぁ、完全に読み込んでしまうと心が折れる作品ばかりなので、流し読みに近いですが(笑)
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