第8話 どんだけ疲れていても...神は神!
「お疲れ様。もう今回のテストは完璧だと思うから。後は好きなだけ遊べ!」
「なんだかんだ言って一番これが効率良いんだよね〜。
スパルタ教育なのはやめてほしいけど。」
「あ゙ん゙?」
「いやいやなんでもありませんすみませんすみません。」
なんとか間一髪生き延び、ご飯を食べた後、今はゲームをしている。
こっちに来たのは二時で、いつの間にか十時になっているというのは黙っておこうと思うが、なんだかんだ付き合ってくれるよっちゃんもよっちゃんで優しいかもしれな...いやそれを認めると私がやばいやつみたいになるからやめておこう。
とりあえず、今はこの身にしみるゲームを堪能するとしよう。
「そういえば、レストさんのアーカイブ見ないで大丈夫なの?
結構時間長いんじゃ?」
「はっはっは。
今日は何曜日だと思っているんですか?
今日は金曜日、つまり夜ふかししても許されるってことだよ!」
「あー...前みたくくれぐれも私の機嫌を悪くしないようにだけよろしくね。
それ以外なら別にちょっと遅めに起きても問題ないから。」
「うっ、すみません。」
まあ案の定配信を布団の中で騒いでよっちゃんにブチギレられたことはあるから言われてんだけど。
と言いながらコントローラーを動かす。
いましているゲームは、いわゆる対人型のfpsゲームだ。
「だからといって、私をそんな小手先の話術でで勝とうなんて百年早いよ?よっちゃん。
この完璧なエイムにひれ伏すがいい!」
「いやこのゲームロックオンあるからエイムもクソもないでしょ。」
「だとしても...立ち回りでボコす!
今はぎり勝ち越してんだから!
負けられねえ戦いが、今、ここにあるんだよ!」
「ぐぬぬ、こんなやつに負け越すのは癪に触るわ。
やってやろうじゃねえか!」
「望むところだ!」
俺達の戦いは、まだ終わらねえ!いやまだ終わらないけどね?
いや終わらないけどね?
むしろ皆が寝静まり返った時からが本番だからね。
私は、アーカイブ勢ではなくバリバリのライブ追っかけタイプなのだが、アーカイブには配信時のときとは違い聞き逃しても戻せるという利点がある。
それは即ち、推しの発言が何回も聞くことが出来るということだ。
という訳なので、今は発言も聞きつつポテチを貪り食うやばいやつになろうと思う。
ポテチうめ〜。
そんでもって推しの面白さががやっぱ輝いてるわー。
だって、今日はなんかよく分からなかったし。
話についていけない感が凄かったよ?
もう、もう一周したいぐらいだ。
よーし!今日はオールするぞ!
私の推しは今日も神です!
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