「帰る」ための心構え
千瑛路音
「帰る」ための心構え
自分は自宅にほぼ住んでいるので、故郷に「帰る」という感覚はあまりないのだが、旅行とかに行った時、やはり地元の空港などに着いたりすると心底ほっとする。
普段は日常から離れたいという願望があったりするが、いざ、離れてみると日常が無い生活が新鮮だが、しばらくすると日常が恋しくなる。
それ考えると、故郷から離れて仕事をしたり、生活をされている方にとって『帰る』という事はどういうことなのだろうと想像を膨らませてしまう。
いろいろな事情があるのかもしれないが、生まれた場所から離れるという事はそれ相応の感情が沸き起こるのだろう。そして、その生まれた場所、育った場所に戻ってくることもそれ相応の感情が沸き起こることになると思う。
ただ、なんにせよ『帰る』という行為は原点に戻るわけなので、何ら帰ることに躊躇する必要なんてないのではないかなんて考えてしまう。
間違った方向性ならば責任を取らなければならないし、正しい方向性ならばみんな自分の事を歓迎してくれるだろう。何にせよ良いことずくめだ。
だから、帰るときは胸を張って「ただいま」と言ったらいいんじゃないかと思う。
「帰る」ための心構え 千瑛路音 @cheroone
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