第32話 現代知識

 当時の魔法を知っていますか?当時の魔法は3つに分けられるんです。

 1体内のエーテルを使用するもの

 2周りのエーテルを使用するもの

 3体内と周りのエーテルを使用するもの




 この3つです。彼は、彼は私の結婚相手であり......そのどれでもなかったんです。


_______




「「「「許せなかった、封印されるなんて!!!!!」」」

「だから」

「「「「周りの概念、エーテルの概念を封印してやったんだ!!」」」」



 この生命体は世界に対する恨みを持っているのだろう。その恨みの深さがまだ、遠くにいるはずなのにわかる。


「大声で、うるさい......」自分は、過去の出来事で今を糾弾してくるのは......嫌いだった。実際封印を今まで続けてきたのだから、その出来事は彼にとって今も続いているのではないだろうか?

「.......」

 そんな疑問も自分の心に浮かんでくる。しかし「それで、殺されるのは嫌だ......」

 自分は敵を殺すために、さきほど拾ったクロスボウを構える。とっさに拾った物には残念ながら矢はすくない。だからこそ自分は、少ないクロスボウ本体についていた、6本の矢で敵に致命的な打撃をまだ敵に認知されていないであろう今、与える必要がある。



「悩むことなんて、ないか......」あの時のようにクロスボウから矢が飛んで......、

 爆音が響いた。


「「う あ あ あ あ あ あ あ あ あ」」


 着弾させる予定だった、場所は人だった場合の心臓の場所を狙ったのだが、残念ながら矢はまっすぐは飛ばなかったようだ。

「「「「なにっ」」」」


「迫撃砲のような運用だったのか......これ?」

 確かに、爆発する点で神の武器スゲーと思うが......これは、凄く扱いづらい。




「「な、なんだなぜ、コアの場所がわかるんだぁ!!!」」

 おそらく、今の射撃でこちらの場所には気づかれたはずだ。


 そして、彼ら?と言っていいのかは分からないが、彼らの反応は自分の見立てが合っていることを教えてくれる。

 それにしても「そりゃ人の弱点だし......」

「「「う、うそやろこんな......こと知っている人類はいないはずや.......」」」

「「「コアが停止すると死ぬことは知らないはずや!!」」」





「.......あ、そうなんだ」

 どうやら......この世界では心臓が動かなくなると人は死ぬその事実は、一般的な知識ではないようだ。


 現代知識無双......なんだよね、地球の教育は凄いなぁ改めてそう思った。




「......そりゃあ、心臓の場所を知っている人は少ないか」




 心臓を、知ってたとしても心臓が動かなくなると死ぬことを、知っている人は少ないのかもしれない。




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