冥探偵 皆シヌ子〈セカンドシーズン〉、のお話


一般客:しょ、食堂で人が死んでる!?

館の主:皆さん落ち着いて

一般客:110番しても電話が繋がらない

館の主:皆さん、朝まで自分の部屋で待機してください

???:ふふっ、客を分断させて何をしようと?

館の主:誰だね君は?

シヌ子:嵐の夜、唯一繋がっている道路が落石で封鎖

館の主:勝手に語りだした!?

シヌ子:これから始まるのは真っ赤に染まる血の惨劇

館の主:君ね、どこにそんな証拠が……

シヌ子:証拠ならあるとも

館の主:ほう……聞かせてもらおうか?

シヌ子:私がここにいるのが何よりの証拠

館の主:どういうことだね?

シヌ子:私の行くところ、先々でほぼ毎日殺人事件が起きる

館の主:おい、みんなでコイツを捕らえるぞ?

シヌ子:ちょっ、待って、犯人はこの中にぃぃぃ!








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