第2話 喧嘩領域とは
その熱く
「その
『フフフ、気になったようだね。説明しよう! 【
創造神の説明を理解した上棟は言う。
「人の身に落とされるって言ってたが、例えばその魔物とやらが本来持っていた牙や爪なんかはどうなるんだ?」
『人の身に落ちるって事は、人の身と同様になるから牙や爪は無くなるよ。但し、鬼人のように半人については牙や爪は無くなるけれども角は無くならないからその点は注意が必要だね』
「それは半人のみの事か?」
『そうだよ。例えば
「分かった。良いだろう。地球で千勝無敗の俺が違う星でまた千勝を上げて見せてやるよ!!」
『その気になってくれたようで良かったよ。それじゃ
「おお! 何だか身体に何かが入ってきた感覚が!」
『無事に受け取ったようだね。それじゃ君はこれから転生だ』
「ちょっと待った!!」
『うん? 何だい?』
「本当かどうか試させて貰う。【
『うえっ! 何て事をーっ!! 今の君は転生前だからレベル概念が無い! つまり神と同様なんだよ! それを僕で試すなんて!!』
「安心しろ。あんたの説明が正しいなら解除すれば
『ヒィーッ! ぼ、僕は人の身であった時でも殴り合いなんてした事無い! グボラバァーッ!! 参ったーっ! 参りまひたーっ!!』
【敗北宣言が有りましたので
どこからか響くその言葉と共に
上棟の目の前には先ほど
『うう、非道いじゃないか…… これで僕は君に絶対服従しなくちゃならなくなってしまった…… 創造神なのに……』
そう言って泣く創造神に向かって上棟は言う。
「そうか、俺に絶対服従か…… ならば命令しよう! これまで通り俺に服従する必要は無い!! 創造神としての役目を全うしろ!」
パァーッと創造神の周りが光り消えた。
『おお、良いのかい? さっきまでなら何でも君の思うように僕を使えたんだよ?』
「必要ないな。今のは試しただけだからな。確認は出来た。それでは転生させてくれ!」
上棟の言葉に創造神は
『うん、分かったよ。やっぱり君は信頼出来る
そう言って上棟を自分の創造した星【ステゴロ】へと転生させたのだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます