第10話 鑑定スキル(スキル表記あり)
【スキル名】火球LV1
【効果】着弾地点を中心に範囲内の敵へ火属性ダメージを与える範囲攻撃。
【スキル名】真空波LV1
【効果】自身を中心に範囲内の敵への風属性ダメージを与える範囲攻撃。ノックバックもあり。
【スキル名】雷光LV1
【効果】個別対象の敵へ光属性ダメージを与える魔法攻撃。痺れ発生もあり。
【スキル名】鑑定
【効果】触れた物の鑑定を行い、結果を表示してくれる。
どうやら、グリモアを倒したことで、スキルを奪い取ることに成功し、魔法を使えるようになったらしい。
そして、同時に鑑定スキルも得たことで鑑定ができるらしい。
試しに、自分の状態を鑑定してみる。
【名前】神々戎斗
【種族】人間
【職業】探索者
【能力】ATK:F DFE:E SPD:E INT:F DEX:E LUK:F
【属性耐性】火: D 水:D 風:D 土:D 光:D 闇:D 毒:D 麻痺:D
【スキル】収奪 鑑定 危険察知(中)LV2 自己再生(中)LV1 骨の鎧LV10 火球LV1 真空波LV1 雷光LV1
鑑定の結果が、目の前に浮かんで表示された。
自分の持ってるスキルを把握できるのは助かる。能力は今の自分の強さ、属性耐性は属性攻撃に対する耐性をランク分けしたものらしい。
鑑定から得た知識によると、最高がSSランクで最低がGランクとして表示されるっぽい。
収奪したスキルで少しは強くなったかと思ったが――EやFが並んでるから、全然、クソカスのままってことだ。
自己再生スキルと骨の鎧スキルのおかげで、多少死ににくい身体になっている。
グリモアから得た知識だと、自分の能力を向上させる系のスキルも存在してるらしいから、そういうスキルを奪うと基本的な俺の性能もあがるらしい。
次に錆びた剣とジャイアントラットの肉を触って鑑定してみた。
【名前】錆びた剣
【種類】武器(刃物)
【魔法効果】なし
【効果】物理攻撃力の向上。強度が低いため破損確率(大)
【名前】ジャイアントラットの焼肉
【種類】食糧
【魔法効果】なし
【効果】空腹度の回復効果。食中毒の可能性(小)あり
けっこういろんなことが分かるのは助かる。
ジャイアントラットの肉は焼いても食中毒の可能性があるっぽいな。
まぁ、でも自己再生スキルの力で、食中毒になってても気付けない可能性はある。
とりあえず、鑑定スキルで鑑定できそうなものを洗いざらい鑑定してみるのもありか。食い物はまだあるしな。
それにグリモアの魔法から受けた傷は癒しておいた方がいい。
俺は地面に座り込むと、ジャイアントラットの焼き肉を喰いながら、鑑定スキルで鑑定をすることにした。
危険察知で察知しているものも。鑑定できる感じっぽいな。
危険察知の警告表示に視線を合わせ、鑑定することを意識する。
【名前】落とし穴
【種類】トラップ
【魔法効果】なし
【効果】物理ダメージを受けるトラップ
【名前】落石
【種類】トラップ
【魔法効果】なし
【効果】物理ダメージを受けるトラップ
【名前】眠りのガス
【種類】トラップ
【魔法効果】睡眠
【効果】睡眠ガスの魔法が発動するトラップ
トラップの種類が見えるらしい。これは助かるな。
罠の種類が分かってたら、敵を引っかけることにも利用できるかもしれない。
いろいろと効果が分かることが判明し、他の鑑定結果も確認をつづけていくことにした。
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【名前】神々戎斗
【種族】人間
【職業】探索者
【能力】ATK:F DFE:E SPD:E INT:F DEX:E LUK:F
【属性耐性】火: D 水:D 風:D 土:D 光:D 闇:D 毒:D 麻痺:D
【スキル】収奪 鑑定 危険察知(中)LV2 自己再生(中)LV1 骨の鎧LV10 火球LV1 真空波LV1 雷光LV1
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