第3話 決意
その後も、彼女は度々
……もう、流石に理解できた。これが、僕の役目なのだと。少しでも高崎家を支えるべく、僕に課された役目なのだと。……うん、そう思えばなんてことはない。むしろ、僕なんかの身体を差し出すだけで
『――俺は、絶対にお前を嫌いになったりしないし、絶対に離れたりしない』
そう、この上もなく真摯な
「…………はぁ?」
「…………へっ?」
卒然、思考が停止する。……えっと、なんで? なんで、そんな怖い声を……そんな、怖い
「なめてんの? あんた。知ってると思うけど、こっちはあんたの
「……あ、その、お金ならあります! なので、僕からお返ししま……あ」
「はぁ? 要らないわよ、そんな端金。
慌ててそう伝えるも、差し出した手を鋭く弾く
「……っ!!」
直後、背筋が凍る。卒然、僕の股間――正確には、陰茎をガシリと掴まれたから。逃げなきゃ――そう思うのに、身体がピクリとも動かない。その間にも、一度手を離し慣れた手つきでさっと僕のベルトを外す晴香さん。そして――
「――ほら、こんなに反応しちゃってる。いつもみたいに、お姉さんとキモチイイことしよ?」
「……いや、あの、その……」
そんな言葉と共に、僕の性器を――ズボンも下着も下げられ剥き出しになった僕の陰茎を愉しそうに弄る晴香さん。そして間もなく、彼女自身のスカート――次いで下着を脱ぎ去り、そして――
「――ほら、挿れて?」
そう言って、自身の性器――膣口を指差す晴香さん。その目はさながら、獲物を目にした
……嫌、だ。嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ――
「――よう、お楽しみのところ悪いな」
「…………へ?」
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