第14話 初任務
「ぁ…///はぁ...はぁ...///からだぁ、あつぅ〜い♡ハートしゃん?ハオ?....////」
「「んぐっ!?…(ローラぁ〜…)」」
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なんとか目醒めた団長とハートさんとでミタリアさんとローラを鎮め、もう明け方になっていたが一旦休憩しようとしていると、目が覚めたミタリアさんとハートが口論しだした。
「だから言ったんだ!ジュースと酒のグラスを同じものにするなと!…怒」
「えぇ〜?しょうがないじゃなーい!面倒だしぃ〜…」
「おかげで大変だったんだぞ!すぐに酔うし…なんというかその…ローラは…//」
「あんた言葉にするの恥ずかしくなってきてるじゃない」
とにかくローラは酔うと、ものすごく性格がミタリアさんに近いものになるようだ。本当に昨日は大変だった。すると突然基地に伝書鳩がやって来た。団長が手紙の内容を見るとそっと口にした。
「てめぇら...任務のお時間だ...。」
(おぉ〜〜〜〜!!!)
って、内心ものすごく高揚していたのもつかの間、突然おきた爆発の調査と避難指示のみであった。
「ぐぇ〜〜〜もっとこう、戦いみたいなことが...」
と口走っていると、ドォンという爆発音とともに、地面が多少揺れ、近くの井戸水が一気に溢れ出した。そして、数キロ離れたところからはありえない大きさの大木が生えてきていた。
「団長!襲撃です!…」
「オーケぇハート、行こうか。」
足早に飛んでいってしまいそうな勢いの団長を、俺は寸前で声をかけ止めた。
「だっ団長!俺は!?俺も行きます!!!」
「…わかってねぇな坊主、新人は老人・子ども、体の不自由な人の避難を手伝え!!!」
「「なっ!?…」」
俺とローラが声を合わせて驚き、納得できなかったが、俺には魔力がないから基本はあんなのと戦えないと今一度知らしめられた気もした。とにかく今はミタリアさんとたちと避難を優先することにした。
続く
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